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「そうだよ〜。その言い方以外に何て言えば良いか分からないんだ…ごめんね、分かりにくくて」
多分、声からするに本当に申し訳ないと思ってくれているのだろう。落ち着く、なんだかふわふわした感じの声だ。…うん、この人も信用出来るな。
『大丈夫です。説明ありがとうございます』
私が頭を下げれば、彼は嬉しそうにしながら私の頭を軽く撫でてきた。
「ん、良い子だね」
…ちょっと照れる。でも、何でだろう。そこまで悪い気はしない。彼の雰囲気なのだろうか…こっちまで気が緩んでしまうような感じで……
「俺はひとらんらん。種族は鬼人。これが角だよ。よろしくね」
しんぺい神さんが離れると、次に前に来たのは、白い軍服を着て帽子を被り、眼鏡をかけ、赤いバツ印の書かれたマスクを付けた男性だった。帽子を軽くずらし、頭に生えている角を見せてくれる。
見た所、優しそうな雰囲気だ。
『よろしくお願いします。ひとらんらんさん』
「あー…長いし、ひとらんで良いよ」
『そうなんですか？分かりました。えっと…ひとらんさん』
「うん、それで大丈夫」
私が応えれば、帽子を被り直しながら優しく目元を細めてくれた。マスクで口元は見えないが、きっと微笑んでくれているんだろう。気遣いもしてくれるし、良い人だな…。
ひとらんさんの声も落ち着く声だ。凄く優しい感じで。そう言えば、他の方々は何と言うか…関西弁のような話し方だったが、ひとらんさんは違ったな。私と同じ、人間の世界で言う標準語というやつだ。魔界にもそういうものがあるのだろうか？まぁ、そんなの人それぞれだからなぁ。
「じゃあ、次は俺っすね。ショッピです。種族は猫又。よろしくお願いします」
ショッピ、と名乗ったゴーグル付きのヘルメットを被り、紫色のライダースーツを着ている男性には、確かに先が2つに分かれている猫の尻尾が生えていた。
「耳はヘルメット取らなきゃなんで…とりあえず尻尾だけっすけど、大丈夫ですか？」
『はい。大丈夫です。ありがとうございます』
…触りたい。動物好きの私にとって、ゆらゆらと揺れるその尻尾はとても魅力的だった。猫は特に好きな動物だったというのもあり、ついつい目線が尻尾に釘付けになってしまう。
「…あの、そこまで見られると気になるんすけど……」
『え、あ！す、すみません！！つい…』
「はぁ…ま、良いっすけど」
やっちゃった…可愛かったからって、見すぎた…。
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ユドーフ(プロフ) - あんりさん» ひぇぇぇありがとうございます！！嬉しいです！！絵柄コロコロ変わる人間なので、今はまた違った感じなのですが、そう言っていただけると嬉しいです！！(イラストは基本、Twitterの方であげたりしています！) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 92bd9f5310 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - いやぁ神作品ですねぇ！！！イラストもどストライクの絵柄でした！！！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - うんちっちさん» 神だなんて畏れ多い...！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年12月17日 20時) (レス) id: 839dbecfab (このIDを非表示/違反報告)
うんちっち - いやはや...神ですねぇヤバいですねぇ〜更新頑張ってくださいね！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん！またコメント...ありがとうございます！嬉しすぎます！！今ちょっとリアルが多忙なので、もう少ししたら更新出来ると思います！頑張ります！！(えっ、えっ、ぽこにゃ んさん知ってます！！好きです！！！え、嬉しい！ありがとうございます！(煩い) ) (2019年12月5日 0時) (レス) id: 743532c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年9月22日 2時
