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オスマンが連れてきた人間の娘。まさか人間が迷い込んでくるとは思わなかった為驚いたが、最近は人間の血を飲んでいなかったんだ。久々のご馳走だゾ？こんなチャンスを逃すわけないだろう。
トントンや他のメンバーをなんとか説得し、あの人間をこの城で保護するという事になった。
その後話し合いを終え俺達は一旦解散。ふむ、まだ夕食までは時間がある…何をして過ごすか……
「ん？お前……」
とりあえず城内を歩いていると、前方にあの人間の姿が見えた。
全く…ここは魔物だらけ。いくらなんでも不用心過ぎないか？
そう思って俺が注意をし、俺の考えも伝えれば、こいつから返ってきたのは少しの悲しみと苛立ちを含んだ視線に、その通り お前には関係無いだろ、とでも言いたげな態度だった。確かに感謝もしているようだが、関わってくるな、というオーラの方が強く出ている。
俺にこんな風にして牙を向いてくる奴は滅多にいない。それこそ、この城にいる奴らくらいだ。
しかも、この娘は人間。普通なら魔物に対してこんな事を言ってくる奴はいない。何故なら、魔物の方が人間より強いからだ。
人間の女が俺に刃向かってきた…だと？
「くっ、ははははっ！！」
何という事だ！！全く、最高ではないかっ！！何千年と生きてきて、そんな目を俺に向けてくる人間に会ったのは初めてだ！
あぁ、あぁ、良いな。
こいつは、この人間は、面白い…！！
笑う俺を見て、今度は先程までと一転し、訳が分からないと言った顔をしている。
…この変わった人間の血は、どんな味がするのか……時間もあることだし、さしずめ食前酒と言った所だな。よし、早速血を頂くとしよう。
そんなことを考え、上がる口角を隠そうともせず俺はそいつの腕を掴んで歩き始めた。
相手への興味と食欲が繋がっているというのも、魔物の性というものなのだろう。
自室に着けば、すぐに人間を床に投げ捨てた。この程度の力で倒れる程弱いくせに、また先程のように反抗的な目を向けてくる。
『…一体、何の用ですか？』
警戒した目、恐怖を隠し気丈に振る舞うその態度…本当に面白い。
「そうだな…お前に教えてやろうと思ったんだよ」
『教える…？』
「あぁ、さっき言ったばかりだろう？保護する代わりに血を差し出せ、と」
『差し出すって、どうやってですか？』
「なに、簡単なことだよ」
さて、お前の血はどんな味がするんだ＿＿？
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ユドーフ(プロフ) - あんりさん» ひぇぇぇありがとうございます！！嬉しいです！！絵柄コロコロ変わる人間なので、今はまた違った感じなのですが、そう言っていただけると嬉しいです！！(イラストは基本、Twitterの方であげたりしています！) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 92bd9f5310 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - いやぁ神作品ですねぇ！！！イラストもどストライクの絵柄でした！！！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - うんちっちさん» 神だなんて畏れ多い...！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年12月17日 20時) (レス) id: 839dbecfab (このIDを非表示/違反報告)
うんちっち - いやはや...神ですねぇヤバいですねぇ〜更新頑張ってくださいね！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん！またコメント...ありがとうございます！嬉しすぎます！！今ちょっとリアルが多忙なので、もう少ししたら更新出来ると思います！頑張ります！！(えっ、えっ、ぽこにゃ んさん知ってます！！好きです！！！え、嬉しい！ありがとうございます！(煩い) ) (2019年12月5日 0時) (レス) id: 743532c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年9月22日 2時
