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story 19 ページ20

女「どうして‥ありえない。」



状況が呑み込められていない茶髪



女「私はこんなもの送られてないはず‥。」



すると茶髪はハッとして自分の携帯を先生に見せる


女「けど私のトーク履歴にはそんなのないですよ!?写真なんて私、受け取ってません!」



女「そんなんトーク履歴を消せば良いだけの話じゃん。」


女「‥‥‥!?」




黒髪は言った


女「LINEってトーク履歴を全部消すだけじゃなくて部分的にも消せるから。」






女「空野っちに迷惑だよ〜お前。」









ニタニタと笑う黒髪は本当に楽しそうだった








私(いつもヘラヘラしてるくせにこういう時だけ真面目なんだよね。)









女「“×××”‥‥何で。」





女「名前で呼ぶな。」







女「裏切り者。」








私「‥‥‥‥。」



調子乗りすぎ、先生いるのに








私「返して、私の携帯。」



女「‥‥‥。」








ショックを受けたのか、茶髪はまた黙ってしまう


黒髪のことを相当信頼していたはずだ


無理もない









私「先生。」



私は改めて先生の方を向く




私「私、部活に戻っても良いですか?」







先生は茶髪を見てから、すぐに私に視線を戻す






先「はい、かまいません。時間をとらせてしまいすみませんでした。」



部活頑張って下さい



先生に笑顔で見送られた









女「‥‥‥‥‥。」



茶髪を通り過ぎようとしたが、ぴたりと止まる








私「“それなり”の対処。」




私は茶髪の肩に手をかけ、耳もとで呟いた







私「素敵だったよ、君の顔。」




女「‥‥‥‥‥!?」




私「また見せてね。」





その時は君のお仲間も









私「ねっ?」





にっこりと笑いかけて



生徒指導室を後にした

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朱凜(プロフ) - とてもおもしろいです。続きが早く読みたいです。更新頑張ってください。応援してます (2017年5月4日 10時) (レス) id: 5d06c1f640 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの。(プロフ) - 続き楽しみです。更新待ってます。頑張って下さい。 (2017年3月11日 14時) (レス) id: 5b254ad5b2 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - なつかぜさん» 久しぶり!!あんまりコメントできなくてごめんなさい!やっぱりこの作品素敵!!これからも頑張ってね!!なっちゃん!! (2017年2月11日 13時) (レス) id: 1207641a4c (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - ぺー猫さん» ありがとうございます!長らくお待たせしました (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - 氷留痲さん» 少しリアルに描いてみました(*´-`) (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつかぜ | 作成日時:2016年12月17日 13時

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