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女「どうして‥ありえない。」
状況が呑み込められていない茶髪
女「私はこんなもの送られてないはず‥。」
すると茶髪はハッとして自分の携帯を先生に見せる
女「けど私のトーク履歴にはそんなのないですよ!?写真なんて私、受け取ってません!」
女「そんなんトーク履歴を消せば良いだけの話じゃん。」
女「‥‥‥!?」
黒髪は言った
女「LINEってトーク履歴を全部消すだけじゃなくて部分的にも消せるから。」
女「空野っちに迷惑だよ〜お前。」
ニタニタと笑う黒髪は本当に楽しそうだった
私(いつもヘラヘラしてるくせにこういう時だけ真面目なんだよね。)
女「“×××”‥‥何で。」
女「名前で呼ぶな。」
女「裏切り者。」
私「‥‥‥‥。」
調子乗りすぎ、先生いるのに
私「返して、私の携帯。」
女「‥‥‥。」
ショックを受けたのか、茶髪はまた黙ってしまう
黒髪のことを相当信頼していたはずだ
無理もない
私「先生。」
私は改めて先生の方を向く
私「私、部活に戻っても良いですか?」
先生は茶髪を見てから、すぐに私に視線を戻す
先「はい、かまいません。時間をとらせてしまいすみませんでした。」
部活頑張って下さい
先生に笑顔で見送られた
女「‥‥‥‥‥。」
茶髪を通り過ぎようとしたが、ぴたりと止まる
私「“それなり”の対処。」
私は茶髪の肩に手をかけ、耳もとで呟いた
私「素敵だったよ、君の顔。」
女「‥‥‥‥‥!?」
私「また見せてね。」
その時は君のお仲間も
私「ねっ?」
にっこりと笑いかけて
生徒指導室を後にした
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朱凜(プロフ) - とてもおもしろいです。続きが早く読みたいです。更新頑張ってください。応援してます (2017年5月4日 10時) (レス) id: 5d06c1f640 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの。(プロフ) - 続き楽しみです。更新待ってます。頑張って下さい。 (2017年3月11日 14時) (レス) id: 5b254ad5b2 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - なつかぜさん» 久しぶり!!あんまりコメントできなくてごめんなさい!やっぱりこの作品素敵!!これからも頑張ってね!!なっちゃん!! (2017年2月11日 13時) (レス) id: 1207641a4c (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - ぺー猫さん» ありがとうございます!長らくお待たせしました (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - 氷留痲さん» 少しリアルに描いてみました(*´-`) (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつかぜ | 作成日時:2016年12月17日 13時