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青峰君からの視線を感じた
目が合うと、すぐにそらされてしまった
私「ねえ、黄瀬君。」
黄「何スか？」
私「青峰君って、私のこと好きだよね。」
黄瀬君は一瞬固まる
黄「えっ！？」
黄瀬君も気付いてたよね、きっと
黄「Aっち、サラッとすごいこと言うっスね。」
青峰君はわかりやすい
何気ない言動1つ1つが本当にわかりやすい
黄「もしかして付き合っちゃったりするんスか〜？」
にやにやと笑う黄瀬君
私「多分あっちからは、告白してこないだろうね。」
黄「そうっスか？俺はそんなこともないと思うけど。」
わかるよ、青峰君なら
私「青峰君には自覚がないよ、きっと。」
黄「なんなら俺が協力するっスよ♪」
黄瀬君は心底面白そうに言う
黄「青峰っちとAっち、応援してるっス！」
私「黄瀬君はまず人の話を聞こうか。」
黄「えっ‥Aっちももちろん青峰っちのこと好きっスよね？」
私「私は一言もそんなこと言ってない。」
黄「えー！お似合いなのに‥。」
必要に応じて、利用するかもしれないけど
信頼している友達の1人を利用っていう言い方したくないけど
残念がる黄瀬君を横に、私は携帯のLINE画面を開く
もうそろそろのはずだから
私「始まってる‥。」
“ねえみんなー、あの茶髪うざくない？”
“あー！私も思ってたよ〜”
“出会い系サイトとかありえんわ笑”
“ごめん‥私、さつきちゃんよりも茶髪の方が嫌いかも”
“うちもーー！！！それな！ww”
“あいついつ戻ってくんのー？”
“知らんけどみんな無視だからね”
“りょーかいしましたー！”
私が黒髪と金髪に指示したから
まあ、本人達はけっこうノリノリだったけど
黄「Aっちなんか言った？」
“桃井さつきをはぶる会”が“茶髪をはぶる会”に書き換えられた
私「ううん、なにもないよ。」
にっこりと笑った
もう1度言う、人間はサルだ
強者か弱者
人間が決めたがるのは祖先もそうだったから
付け加えると、茶髪 黒髪 金髪 この3人はクラス内での頂点だった
“空野っちもそう思うよねー？”
黒髪の一言で
“空野さんと仲良かったんだ〜”
弱者が強者にすがってくる
“うんうん！空野っち面白いんだよ笑笑”
“私だって仲良いんだから！！”
“空野さーん！グル出てきてよー”
“Aちゃん人気者やんけｗ”
さあみんな
集団心理に溺れない？＿
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朱凜(プロフ) - とてもおもしろいです。続きが早く読みたいです。更新頑張ってください。応援してます (2017年5月4日 10時) (
レス) id: 5d06c1f640 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの。(プロフ) - 続き楽しみです。更新待ってます。頑張って下さい。 (2017年3月11日 14時) (レス) id: 5b254ad5b2 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - なつかぜさん» 久しぶり！！あんまりコメントできなくてごめんなさい！やっぱりこの作品素敵！！これからも頑張ってね！！なっちゃん！！ (2017年2月11日 13時) (レス) id: 1207641a4c (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - ぺー猫さん» ありがとうございます！長らくお待たせしました (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)
なつかぜ - 氷留痲さん» 少しリアルに描いてみました(*´-`) (2017年1月31日 21時) (レス) id: 800fe8563b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつかぜ | 作成日時：2016年12月17日 13時
