33話 ページ33
仕分け終盤に差し掛かった頃、
集荷のお客様が少しいらっしゃって、
私はそれからその流れで、受付の仕事をやっていた。
朝の仕事って、何気いろいろと仕事はあるんだよね。
けど、平日よりは仕事量は少ないかな？
大分終えた頃に、受付に桐山さんが入ってきた。
桐「終わった？」
桐山さんは「ん〜」と身体を伸ばして、そう一言。
A「はい、お釣銭の準備もセンター引き取りの保管報告も。
あとは…。今のところは荷物の損傷の報告をして終わりですかね。
損傷荷物はパソコンの前に置いてあります。」
桐「ん。」
桐山さんは、いつもの短い返事して、パソコンの前に座った。
そして、パソコンに向かう。
桐「くそ…。俺、こう言うの苦手なんやけどなぁ…。」
桐山さんは、そんな独り言をブツブツ言いながら、
パソコンとにらめっこ。
そして、慣れなそうな手つきで打つキーボード。
仕事が完璧な桐山さんが突然見せたぎこちない感じ、
やっぱり、私の心くすぐるな。
それに…、一度関西弁に戻ったの、私は聞き逃しませんでしたよ。
桐「あ、キミ損傷荷物の伝票番号言ってくれる？」
A「え？あ、はい！えっと…、＿＿＿＿＿です。」
おっと。いけないいけない。
今は仕事中なんだ…集中集中っと……。
・
無事、損傷荷物の報告も終え、受付は束の間の暇と化す。
配達準備を終えたドライバーさんは、担当のコースへと散っていった。
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あきおーはま(プロフ) - おずさん» お読み頂きましてありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。拙い作品ですが、更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月10日 20時) (
レス) id: 78e54553dd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンきて癒されます！更新楽しみにしています。 (2019年10月10日 20時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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