30話 ページ30
いよいよ始まる土曜出勤…
の前日。
A「あーぁ…。」
小「もー!Aちゃんどうしたん?
ため息ばかりやと、幸せ逃げてくで?」
A「だって…。」
一応はやるべき仕事はこなせてるけど、
やっぱり今日は元気出ないや…
今日は元気の源が…。
重「ほな、Dコース行ってきまーす!」
桐山さん…、休みなんだもん!
今日のDコースは重岡さん。
重岡さんもやたらと元気なところが私の活力にはなってるんですけど…。
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苦し紛れのフォロー
小「こりゃあ、重症やわ。(笑)」
A「え?どう言うこと?」
のんちゃんはニコニコしながら、私の方を向いてこう呟いた。
小「Aちゃん、桐山さんに恋しとるやろ?」
A「んえ!?そ、そんなこと…。」
小「自覚ないんや。(笑)」
そんなこと言われても…。
確かに、桐山さんのことは最近いつも頭に浮かんでるんだけど…
あの飲み会から私は、桐山さんは怖いと言う印象から
可愛いと言う印象にガラッと変わってしまって、
今は小動物を愛でるかのように目で追ってるだけで…。
って、これって異様…?
小「俺、案外お似合いやと思うんよなぁ〜。」
A「誰と誰が?」
小「そりゃ、話の流れからして、Aちゃんと桐山さんやろ。(笑)」
A「えええぇぇえ!?な、何を根拠に…。」
のんちゃん、貴方なんてことを言ってるんだ!
…けど、少し気になったりする……かも。
桐山さんは私のことどう思ってるのかなーって…。
って、私何を考えてるんだ?
そう思ってると、神山さんが出勤してきた。
神「お疲れ〜!Aちゃん、明日から土曜日よろしくね。」
A「あ、神山さん!はい!よろしくお願いします。」
すると、私は神山さんにこんな事実を知らされた。
神「土日は俺、休みやから。ちょっと大変やろうけど…。」
A「え?受付、1人ですか!?」
神「いーや?土日の受付はドライバーが交代でやるねん。
明日は確か…。」
私は、次の言葉に心臓が飛び跳ねた。
神「あっ、思い出した!照史くんやわ。」
A「え…、えぇ!?」
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あきおーはま(プロフ) - おずさん» お読み頂きましてありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです。拙い作品ですが、更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月10日 20時) (レス) id: 78e54553dd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンきて癒されます!更新楽しみにしています。 (2019年10月10日 20時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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