【歌い手】イケボの妹もやっぱりイケボでした

44話 ページ5

ちょっとしばし恋愛入ります

＊＊＊


夕飯


坂田「ねぇー、Aー。お願いあるんだけど。」


『お小遣いならこの間あげたでしょ？もぉー貴方って子はー。』


坂田「ちゃうわ！！浦島坂田船でうち泊まってええか？ってこと！」


浦島坂田船て。
浦田さんいるってことやん。
うわ、気まず

センラくんもいるし。なんか会社の人って考えると、なんか、ねぇー？




『いつ？』


坂田「んーとねー、今週の土曜日。みんなでコラボ動画録音しよってなったんやけど、」



『どっかでやるより設備そろっとるうちでやった方がいいと……？』



坂田「そ。あとAが見たいんだって。」



それは、嬉しいような、照れるような
そんな大層な顔してないってゆーか


なんか、話の最初の方を思い出すわ。





『明日センラ君に言ってみよ。』



坂田「センラ？なんで？会うん？」



『いやいや、会社一緒だから。言える』


坂田「はぁぁぁ！？」


『あ、言って無かったっけ。かなり前だよ。ねぇ読者さん？』


坂田「聞いてないんやけど。酷くない………？」




そんなことないよ！！
そう慰めたけど、慰めって言うのか？


まぁ、まず、センラくんと話してみよう。

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