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お昼過ぎに着いてから、話し上手な翔吾さんと壱馬を中心にお話をしていて、気付けば時計の針は18時を指す手前になっていた





樹「あれ、もうこんな時間か」

翔吾「え、早!!」

「ずーっと話してましたね笑」

翔吾「こんなに話聞いてもらえる機会なかなかないから楽しくなってもうたわ笑」





ケラケラーっと笑う翔吾さんは、
いつも通りのムードメーカー


そして、振られた話にはしっかりと答えるし、勿論笑ってはいるけど、何か考え事をした顔の慎



彼は私の為にこの旅行を計画してくれたから、そんな慎が気になって仕方ない訳で


何度壱馬から名前を呼ばれたか分からない程、意識は彼の方へと向いていた






叔父「帰ったで〜…おぉ!?A!!
会いたかった〜また可愛くなったんちゃう?

ちょ…誰やお前ら!!」

「叔父さん、お久しぶりです!
あ、私のバイト先の仲間を連れて来ました…」

叔父「なんや、びっくりしたわ笑」




ガチャっという音が聞こえたと思えば、久々に会う叔父さんは、半年前より少し肌が黒くなったくらいで、優しさは変わらず





叔母「泊まっていってくれるそうよ」

叔父「そうなん?ゆっくりしていきや」




ヒラヒラと手を振ると、
リビングから消えていった叔父さん




「じゃあ私、お部屋案内して来ますね」




無駄に広い家(ごめんね叔父さん)にはお客さんが泊まれる部屋も用意されているから、二階へと四人を連れて行く





壱「こんなええ家に住んどったんやな」

「叔父さんのおかげだよ…ここ、四人でも充分だと思うから、自由に使って下さい」

翔吾「広ー!!!」

慎「Aの部屋は?」

「あー…」

樹「ん??」






大きい客間を作ったのは良いんだけど、途中から一緒に住む事になった私の部屋の場所は…





「このふすまで繋がってるんだ…
隣の部屋が、私の部屋」

翔吾「ちょ…ほんま?」

「ほんまです」

壱「一枚奥で寝るんか…」

慎「…」

「な…なに考えてるんですか」

樹「ちょ、しっかりして下さい皆さん」

翔吾「あんな事やこんな事…」

慎「許しませんよ」

壱「俺も許さへんで」

翔吾「今回は冗談ちゃうかも〜笑」

慎「…翔吾さん?」

翔吾「う、嘘やって…」

樹「…笑」




何だか浮ついてしまった空気を元に戻す




「じゃあ、ご飯が出来るまで待ってて下さいね、私は手伝ってきます!」

壱「おう、了解」




そして、部屋に四人を残して、夕飯の支度をしに下へと降りていった


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MAO - とても素敵なお話で、一気に読めました! (2020年1月11日 22時) (レス) id: 7e55f29c35 (このIDを非表示/違反報告)
- 蘭さん» 楽しみでたまらないです!待ちきれません (2019年8月10日 16時) (レス) id: 772a3fabcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ★さん» 物語が思い浮かんだら、再び慎君で書かせて頂こうと思っています!楽しみに待っていて下さったら嬉しいです(^^) (2019年7月19日 0時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
- また慎くんで書いてください! (2019年7月15日 21時) (レス) id: b78fe88ec4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - shyboyz17mさん» 最後まで読んで下さり、こちらこそありがとうございます!すごく嬉しいです泣 (2019年3月25日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年9月10日 1時

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