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001.私は ページ2
「はぁっ、はっ、…っ、はっ、はぁっ」
タッタッタッタッ
「おい、いたか？！」
「何処にもいません！！」
「こっちもだ…ったく、…一刻も早く見つけろ！！！」
「「「ハッ、！！！」」」
この調子な、今日こそ抜け出せる…！
アグリット帝国から！！
タッタッタッ
「しまった！」
向こう側には兵士がいる、このままじゃ、通れない。
こんなとこで…！！
「？！いたぞ！！！！」
くそっ、！！
「追えー！！！！！！！」
ここの隙間通れば…！
「くっ、この隙間は俺たち通れないぞ」
「裏側に回り込め！」
「無理です！裏側の行き方が…」
あと、もう少し…
抜けた！
「今日はこのまま、行ける！」
ドンっ
「きゃあっ！」
「おっと、…はぁ、やっと見つけたぜ…」
………………
やばい
「俺から逃げようなんて100年早いっすわ、
……プリンセス？」
「ふんっ、いずれ必ず逃げ出してみせるわよ」
プリンセス…、そう
私は
この国、アグリット帝国の
皇女です。
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狐 - とても面白いです！続きが読みたいです！更新頑張ってください！応援しています！ (2018年5月28日 20時) (
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2015年5月3日 0時
