告白した人 ページ35
送っていくヨ、と言えば今まで大丈夫だよ、と返していたAちゃんは、今ではうん、と軽く微笑むだけになっタ。
それは、大丈夫と言われながらも結局ボクが送っていたからもう諦めたのカ、
それとも、恋人になったから、遠慮をしなくなったのカ…
まァ、そんなことはどうでもいいカ。
「あーっ…失敗だったなぁ…寝るつもりなんてなかったのにーっ…」
『フフ、睡眠不足で倒れたり頭痛や目眩で仕事が進まなくなるよりはいいだろウ？
ボクはAちゃんが倒れる瞬間にいつも隣にいるわけではないからネ、
もしもAちゃんが倒れた時に運ぶのが男だと思うとそれだけで嫌になるヨ。
うン、やはり今日寝かせて正解だったナ。』
ボクの言葉に頬を赤らめながら呆れたように笑うAちゃん。
フフ、可愛イ。
そんな風に軽く話をしながら帰るト、Aちゃんの家にすぐ着いタ。
『…それじゃあ、Aちゃん、また明日…学校でネ。
Good Night…良い夢を♪』
Aちゃんの頬に軽くキスをすル。
放心状態になるAちゃんに笑ってしまウ。
いつまで経っても慣れないネ、いちいち反応が初々しいヨ。
…そんなところも好きなんだけド。
「…じーーーっ…」
…………あァ、失敗したナ。
こういうことは学校でやってきてしまえばよかったネ。
「…んもう、来るって言ってくれれば色々準備したのに…♪」
「…お、お母さ…ん…！？いいいいや、えっとこれは、その」
扉を少しだけ開けてこちらをずっと見ているAちゃんのマミィ。
最近ママ呼びになったらしいAちゃんは素が出たのかお母さんになっていル。
『………すみません、今日は遅いし家族も家で待っているので…またの機会にお邪魔します。』
「あら…それもそうね、また来てちょうだい♪」
ボクの語尾が歪んでない標準語を聞いてギョッとするAちゃん。
…いヤ、それよりもボクとAちゃんのマミィが仲良さげに話していることに驚いているのかナ。
『…フフ、詳しくはAちゃんのマミィに聞けばいいヨ、Aちゃん♪
それじゃあ、またネ♪』
あァ、なんだか今日は気分がいいなァ♪
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Satori(プロフ) - 荘夏さん» 度々コメントありがとうございます…！もう少しで終わる予定なんですが、少し描きたいエピソードがあったので…！頑張りますね！！ (2017年7月3日 17時) (
レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
荘夏 - お久しぶりです！付き合うとこで終わっちゃうのかとさびしかったので、続きがあってとってもとっても嬉しいです♪えへへ、応援してます…！！ (2017年7月3日 14時) (レス) id: d4804d7183 (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - ナルさん» キャラ崩壊しかしてない気がしますが…可愛いと思っていただけて嬉しいです…！頑張ります！！ (2017年6月29日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - あぁぁ夏目、夏目かわいいよぉハアハ((殴…こんな素晴らしい作品をありがとうございます！更新楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2017年6月29日 4時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - 咲闇音椿さん» き、きゅんを超えるぎゅん…！？((ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年6月28日 19時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Satori | 作成日時：2017年6月10日 16時
