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告白された人 ページ4

「Aちゃんハ、ライブが好キ?」



『うん、好きだよ。…あ〜、でも、夢ノ咲学院の皆が歌って踊るライブが1番好きかな。』



夏目くんは、「へェ…」と心底楽しそうに呟いた。



「それはなんデ?

高校生だシ、経験の浅いボクらなんかよりモ、プロのアイドルのライブの方がカッコイイんじゃないノ?」




『……なんでだろうね、夏目くんの魔法とやらで見つけてみてよ。そのうち。』



夏目くんは私のことをじっと見つめていた。
すると、夏目くんは私の頰に優しく手で触れた。



『……夏目くん?』




「フフ、本当にAちゃんは厄介な子だネ…いいヨ、魔法をかけてあげよウ。

意地でも魔法をかけたくなったヨ。」



優しいような、怪しいような、笑みをうっすらと浮かべながら楽しそうに言う夏目くん。




流石アイドル、イケメンだ。

薄暗い教室で、静かに笑う夏目くんは妙に色っぽくて、カッコいい。



こんなにカッコ良ければさぞかしモテたんだろう。



いいなぁ、私もこんなイケメンの顔だったらなぁ、なんて思ってしまう。




「…Aちゃん?そんなに見つめてどうしたのかナ?」




『…えっ?あ、あぁ、ごめん…夏目くんがカッコいいなぁって思って…つい、見とれちゃってた。』



「いやぁお恥ずかしい」なんて言いながらへらへらと笑ってみたけど、夏目くんからの返答がない。

気持ち悪いとか思われたかな。




チラ、っと様子を伺ってみると、驚いたような顔をして、頰を少し紅く染めた夏目くんがいた。




「……ぁ、あァ、うン…そっカ…


はぁ…



【Aちゃん、そういう事は他の男に言ったらダメだよ。】



…いイ?約束だからネ?」




『わ、わかった………?』




夏目くんは、さっきとは正反対の、少し怒ったような、焦ったような顔をしていた。






…私が好きな顔じゃなかったなぁ、なんて。

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Satori(プロフ) - 荘夏さん» 度々コメントありがとうございます…!もう少しで終わる予定なんですが、少し描きたいエピソードがあったので…!頑張りますね!! (2017年7月3日 17時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
荘夏 - お久しぶりです!付き合うとこで終わっちゃうのかとさびしかったので、続きがあってとってもとっても嬉しいです♪えへへ、応援してます…!! (2017年7月3日 14時) (レス) id: d4804d7183 (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - ナルさん» キャラ崩壊しかしてない気がしますが…可愛いと思っていただけて嬉しいです…!頑張ります!! (2017年6月29日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - あぁぁ夏目、夏目かわいいよぉハアハ((殴…こんな素晴らしい作品をありがとうございます!更新楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2017年6月29日 4時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - 咲闇音椿さん» き、きゅんを超えるぎゅん…!?((ありがとうございます!頑張ります!! (2017年6月28日 19時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Satori | 作成日時:2017年6月10日 16時

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