告白された人※キャラ崩壊注意 ページ24
「Aちゃん、今までの言葉は、ぼくの本心なんだヨ？
いつも常にあんな風にAちゃんを独占したくテ、Aちゃんに夢中になっているんダ。
気持ち悪くないノ？
なんで拒絶しなかったノ？
今だって…自分から抱きついてくるなんテ…可愛いことしちゃってサ…。
好きだよ、Aちゃん。
言葉じゃ表せないくらい好きなんだヨ。」
こんなことを毎日思ってるなら、忙しいなぁと思う。
…独占欲。
それは、恋人っていう名前の縛りじゃないのかな。
自分の恋人だから、って言ってしまえば独占になる。
ここで、どのような選択をすればいいのか、私にはわからない。
どうやって、言ってあげればいいのか、わからない。
「…あァ、Aちゃんいい香りがすル…。」
『うわあああっ！？な、夏目くん！？！？
そ、それは気持ち悪いな！？！？』
スンスン、と香りを嗅がれる。
汗だくになるような動きはしてないけど、わざわざ嗅がれると恥ずかしい。
「…仕方ないヨ、これはボクの素直な行動で、いつもやりたいと思っててもやってない行動なんダ。
薬のせいでボクは制御が効かなイ。」
当然のように言う夏目くん。
いやいや、それなら仕方ないかーってならないよ。
『あーもういいですわかりましたよハイハイ好きなようにしてください！』
「…Aちゃん、言葉には力が宿ル。
軽々しく好きなようにしろ、なんて言っちゃだめだヨ。
…でもまァ、今はAちゃんが好きなようにしろって言ったんだよネ？
だったらボクも、好きなようにしよウ。」
夏目くんが不敵に笑う。
チャンスは逃さない、とでも言うように。
『えっ、ちょ、ま、なつ…んッ…！？！？』
キスされた。
人生で初めての告白をしてきたのは夏目くんだった。
人生で初めてのキス、ファーストキスの相手も夏目くんだった。
顔だけじゃない、身体全体が熱くなってくる。
10秒も経ってなかったと思う。
ただただ優しいキスで、唇の感触が恥ずかしくて仕方なかった。
静かに唇を離すと夏目くんの顔はほんのりと紅く染まっていた。
『…な、なな、なつ、なつめく…！？』
文にすれば冷静に見えるだろうけど、
もうすでに、私の頭はショート寸前だった。
読まなくてもいい感謝(追記あり)→←告白された人※キャラ崩壊注意
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Satori(プロフ) - 荘夏さん» 度々コメントありがとうございます…！もう少しで終わる予定なんですが、少し描きたいエピソードがあったので…！頑張りますね！！ (2017年7月3日 17時) (
レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
荘夏 - お久しぶりです！付き合うとこで終わっちゃうのかとさびしかったので、続きがあってとってもとっても嬉しいです♪えへへ、応援してます…！！ (2017年7月3日 14時) (レス) id: d4804d7183 (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - ナルさん» キャラ崩壊しかしてない気がしますが…可愛いと思っていただけて嬉しいです…！頑張ります！！ (2017年6月29日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - あぁぁ夏目、夏目かわいいよぉハアハ((殴…こんな素晴らしい作品をありがとうございます！更新楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2017年6月29日 4時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - 咲闇音椿さん» き、きゅんを超えるぎゅん…！？((ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年6月28日 19時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Satori | 作成日時：2017年6月10日 16時
