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告白された人※キャラ崩壊注意 ページ23

「…どうして屋上なんかに来たのかナ、Aちゃん。可愛いからいいんだけド。

フフ、それともボクと2人きりになりたかったのかイ?そうだったら嬉しいなァ、ボクはいつでもAちゃんと2人きりになりたいと思ってるからネ。」



『…な、夏目くん、それが…君の本心なの…?』



もう授業は始まったのかな。

教科はなんだったかな。

サボりなんて中学の頃も、去年もしたことなかったのに。

なんて思いながら夏目くんの手を引いてやってきたのは屋上。



何処に行くかって思った時、まっさきに屋上が思い浮かんだ。


この学園の中で一番空に近いところ。


今日はいい天気だから、青が綺麗なんだろうな、って思った。それだけ。



「…ねェ、今何を考えていたノ?ボクのことだけを見てくれていればそれでいいの二。

どうしてAちゃんはボクのことを見てくれないノ?


…あァ、でもその紅く染まった可愛らしい顔はボクがそうさせたんだよネ?


フフ、本当に、心の底から愛してるよ、Aちゃん。」



優しく頰を撫でたり髪を撫でたり、本当に愛おしそうにこちらを見つめてくる。

…あー、だめだ、どんどん顔が熱くなる。
鼓動もはやくなってる。



「…本当に、好きなのニ。どうしテ?ボクのことは恋愛対象として見られないノ?


こんなにモ、愛してるのニ。Aちゃんはボクのこと嫌いなノ?



…ダメ、答えないデ。嫌い、なんて言われたらボクはどうなるかわからないかラ。

夢を見させテ、Aちゃん…。」




苦しそうに声を出す夏目くん。



いつも余裕そうで、不敵に笑う夏目くんじゃなかった。


身長は私よりかは大きいはずなのに、夏目くんは小さく見えた。



そっと、夏目くんに抱きつく。

私から、こんなことをされると思ってなかったんだと思う、夏目くんの顔は見たこともないくらい真っ赤だった。



「Aちゃっ…!?」



『嫌いじゃないよ。

嫌いなわけないよ。』




よしよし、と夏目くんの背中をさすれば夏目くんは固まる。
やっと大人しくなったな、なんて思っていると、夏目くんは恐る恐る、といった感じで抱きしめ返してくれた。

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Satori(プロフ) - 荘夏さん» 度々コメントありがとうございます…!もう少しで終わる予定なんですが、少し描きたいエピソードがあったので…!頑張りますね!! (2017年7月3日 17時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
荘夏 - お久しぶりです!付き合うとこで終わっちゃうのかとさびしかったので、続きがあってとってもとっても嬉しいです♪えへへ、応援してます…!! (2017年7月3日 14時) (レス) id: d4804d7183 (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - ナルさん» キャラ崩壊しかしてない気がしますが…可愛いと思っていただけて嬉しいです…!頑張ります!! (2017年6月29日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - あぁぁ夏目、夏目かわいいよぉハアハ((殴…こんな素晴らしい作品をありがとうございます!更新楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2017年6月29日 4時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - 咲闇音椿さん» き、きゅんを超えるぎゅん…!?((ありがとうございます!頑張ります!! (2017年6月28日 19時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Satori | 作成日時:2017年6月10日 16時

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