だるまさんが殺した ページ3
あかり「おはよー!A!」
『おはようあかり!どうしたの今日は早いじゃん?』
あかり「えへへ〜♪だって課題やってないから急いで来ちゃった!偉いでしょ?」
『うん、課題やってたらもっと偉かったかな?(^^)』
私のクラス、2年A組に今日も賑やかな会話が響く。
わたしにはあかりや頼りにしてくれる仲間もいる。
毎日が、笑顔の絶えない楽しい日々。
先生「ほらー授業始めるから席につけー」
だけど…
先生「よし、じゃあここを雨霧。読んでくれ」
『…はいっ』ガタッ
あえて本音を言うとしたら…
先生「じゃあ、このおぉおおぉぉぉぉぉぉぉ!!(ブシャァァァァッッ!!)
『……えっ!?』
「「きっ…きゃああァぁぁぁぁァァっ!!」」
毎日が、つまらなかった。
生徒「なにコレ!?せっ…先生!!」
爆発音と共に、先生の体は倒れた。
でも私達が驚いたのはそこじゃない。
先生の顔が、なくなった。
そしてその瞬間、生首から大きな赤いだるまが教卓に移る。
生徒「おっ…おい、なんだよ…あれ」
「だー…るー…まー」
生徒「なぁ!?なんだよコレ!なんかのドッキリなのか!?」
生徒「しっ…しらないわよ!私に聞かないでよ!」
「さー…んー…がー…」
生徒「わっわたし帰る!/俺も…!」
大半の生徒がドアの方に足を動かした。
その時だった。
「ころんだ!」ドッ…ガァァァァァンッ!!
先生と同じ、赤黒いビーズが後ろから飛び散ってきた。
窓や壁は一気に赤く染まる。
耳をしびれさせる女子の悲鳴。
『…っ動かないで!!』
気がついたら叫んでいた。
あかり「A…これ…なんなの…?」
『…わからない…けど…』
これだけはわかる。
ーー動いたら……死ぬーー
生徒「…ぁ、おい、見ろよあれ…」
1人の男子が、震え混じりにだるまの方に指を指した。
そこには、こう書かれてあった。
.
.
.
『…おしたなら…おわり…?』
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百鬼夜行破壊 - マジで最高!書いてくださりありがとうございます! (2020年6月6日 5時) (レス) id: 05b29fdc85 (このIDを非表示/違反報告)
冷凍みかん(プロフ) - すっごく面白かったです!!続編っていうか、、神さまの言うとおり弐も見たいです…!! (2019年3月30日 22時) (レス) id: 8acbcb59d3 (このIDを非表示/違反報告)
三葉 - ラミさん» ありがとうございます!自分でもまた書きたいのですが…泣(本編がでないから短編とかやってみたいなぁなんても思ったりして…f^_^;)) (2015年7月24日 22時) (レス) id: 7d9f1dee17 (このIDを非表示/違反報告)
ラミ - 天谷くんかっこいい!!!すごくおもしろかったです!次回作楽しみにしています。 (2015年7月22日 23時) (レス) id: 2884d33193 (このIDを非表示/違反報告)
姫香(プロフ) - あら〜^ (2015年7月2日 19時) (携帯から) (レス) id: e11717b2be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三葉 | 作成日時:2014年12月19日 22時