Type 5 ページ5
『野球です。ピッチャーやってるんです』
「へぇ〜野球かぁ〜！甲子園に期待だー！」
『甲子園は高校球児の夢ですからね』
「よし！絶対に那須くんにはうちの高校に来てもらわないとな！」
「佐藤」
隣にいた色白の先輩に声を掛けられる先輩。
確かあの人野球部の人。
「あ、どうしたんですか？高橋先輩」
「移動の準備出来てる？」
「ゲッ！出来てないです！人数確認してきます！」
ごめんねと俺に告げて人数確認に行く先輩。
「あ、君那須くんだよね？」
『あっはい』
高橋先輩に声を掛けられる。
確かあの人隣中の上手いキャッチャーの先輩。
「うち来るの？」
『そのつもりです！』
「那須くん強いから来てくれたらホントに嬉しいよ！俺、高橋優斗。2年な」
『知ってます。宜しくお願いします』
「やった！知ってたんだ！」
「確認終わりました！全員います！涼、やっといたよ」
そう言ってペシっとイケメンの先輩を叩く先輩。
「いってえ！叩くなよ！そんな事してると後輩から好かれなくなるぞ」
「大丈夫、私が中学の時後輩から厚い信頼を受けてた事知ってるでしょ！」
「んーあーどうだったかな〜？」
「英語�△亮�業を受ける人は私とこのチャラそうな男子に着いてきてね！」
「おい！Aそれはないだろ！俺は一途だ！」
「ああそうですか！」
『高橋先輩、また後で』
「おう。待ってるぞ！」
俺は、彼女に恋をしてしまった。
初めてだった。
一目惚れしたの。
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作者名：きい
| 作成日時：2017年10月4日 8時
