第110話…騒ぎ ページ10
A視点
A「それについてなのですが…私は少々用事があるので代わりに詳しく聞いておいてくださいね」
ﾕｳ「えっ！？」
驚いた顔をしたユウを横目に話を進める
A「実は最近起きている不思議な事件の調査を依頼されまして…」
ﾕｳ「学園長に？」
A「えぇ、それに…少し気になることもありますし…」
私の言葉に首を傾げるユウたちだがそれ以上何も聞かずに食事を進めた
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放課後…
A「えっと…確か保健室に行くための道は…こっちね！」
霧「キュウ！！」
私が歩き出そうとすると霧雨は全力で止め別の道を尻尾で指す。ってことは…
A「あっちってこと？」
霧「キュ！」
忘れている人には思い出せてあげましょう。私は超がつくほどの方向音痴なのです。また迷子になりかけたのか…
A「私は霧雨がいるから迷子にならずに済む…ありがとね…」
霧「キュウ♪」
私は霧雨の頭を撫でてお礼を言う。霧雨は頭を撫でられたのか嬉しいのかご機嫌な様子で私に擦り寄ってきた
A「可愛いわね〜」
すると前からレオナ殿とラギー殿が歩いてきた
ﾗｷﾞｰ「あっ」
ﾚｵﾅ「あ゛」
なんかご機嫌ななめ…
A「お久しぶりです。レオナ殿にラギー殿」
ﾗｷﾞｰ「君は確か…入学式の日に迷子になってその数日後に学園裏の森でぶっ倒れた女子生徒だったスね」
なんだその覚え方は…
ﾚｵﾅ「入学式で大暴れしてた草食動物か…」
A「その節はどうも」
ﾚｵﾅ「もう迷子にはならないのか？」
小馬鹿にした顔をしながら私を見下ろすレオナ殿。少しカチンときたがなるべく笑顔で返す
A「えぇ、大丈夫ですよ。何せ私には頼りになる相棒がついているので」
霧「キュウ♪」
頼れる相棒と言われたのが嬉しかったのか霧雨は私の頭の上に乗り翼をパタパタと動かしていた
ﾗｷﾞｰ「この小さいの…この間のドラゴンッスか？」
A「どら…？この子は飛竜の霧雨です｡仲良くしてあげてください」
そう言うとラギー殿は真剣な表情をしながら霧雨をじーっと見る。しかしレオナ殿はあまり興味がないようだ
ﾗｷﾞｰ「あっ！こんなことしてる場合じゃなかったッス！レオナさん早く寮長会議に行かないと…」
生徒A「ぎゃーーっ！」
彼の言葉は最後まで聞けず誰かの声にかき消された
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出雲(元あやりん) - 146わの、トレイのところが「はーつラビュル」じゃなく「 ハーツラビィル」になってますよ！トレイママの台詞 (2021年11月10日 7時) (
レス) @page46 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年7月2日 15時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - giftさん» コメント遅くなってすみません！そして応援ありがとうございます！ (2021年6月15日 8時) (レス) id: a01b137410 (このIDを非表示/違反報告)
gift - この小説めっちゃ大好きです 。応援しています (2021年6月10日 19時) (レス) id: 0deaf40c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年6月7日 12時
