第126話…会いたくない ページ26
A視点
中庭…
ポムフィオーレ寮の次に中庭へとやって来て私たちはある方向にいる2人組へと目線を向けた
ｹｲﾄ「次はオクタヴィネル寮。けーくんチェック的には2年の“ジェイド&フロイド・リーチ”兄弟に要注意」
げっ…ジェイド・リーチとフロイド・リーチって…
ｹｲﾄ「そのジェイド&フロイド・リーチ兄弟の2人はオクタヴィネル寮の2年生で連携攻撃が強力対戦相手の寮が手を焼いていたという情報アリ」
ｸﾞﾘﾑ「わっ！まるきり同じ顔が2人いるんだゾ！」
私は彼らを目視すると頭を抱えた
ｴｰｽ「つか…あの2人、周りの生徒が小さく見えるくらいスゲー背がデカくない？」
ｸﾞﾘﾑ「ヒョロヒョロしてるけどノッポで強そうなんだゾ………」
確かに周りの生徒達よりもずっと背がデカいし体格も制服の上からでも中々良いと分かる…でも私が犯人ならあの2人には近づかない
ﾃﾞｭｰｽ「じゃあ、あの２人をマークするか？」
ﾘﾄﾞﾙ「う〜ん。ボクが犯人なら彼らを狙うのは最後にする。あの2人……特にフロイドの方はあまり近づきたくない」
意外にもリドルと私の意見は同じだった
ﾌﾛｲﾄﾞ「あ〜〜〜〜〜。金魚ちゃんだ〜〜〜！」
ﾘﾄﾞﾙ「うっ！見つかった！」
私は素早くケイト殿の後ろに隠れる
ﾌﾛｲﾄﾞ「金魚ちゃん、こんなとこで何してんの？かくれんぼ？楽しそうだね」
ﾘﾄﾞﾙ「フ、フロイド。ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと何度言わせるんだい？」
ﾌﾛｲﾄﾞ「だって、小さくて赤いのって、金魚でしょ？」
どんどんこっちに近づくフロイド殿……できれば顔を合わせたくない！！
ｸﾞﾘﾑ「なんか変なヤツなんだゾ」
ﾌﾛｲﾄﾞ「わー、しゃべる猫だ！おもしろ〜い。ねえねえ、ギュッて絞めていい？」
ｸﾞﾘﾑ「し、絞める！？やめるんだゾ〜！」
私は一瞬グリムを囮にして逃げようかと本気で考えたのは秘密だ
ﾌﾛｲﾄﾞ「アレー？白イルカちゃんもいるー！」
すっっっごく嬉しそうな顔で私を見るフロイド殿の後ろからジェイド殿の顔がひょっこりと現れる
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おや、ハーツラビュル寮のみなさんお揃いで。もしや、マジカルシフト大会に向けての………敵情視察ですか？」
ｹｲﾄ「えーと、これにはいろいろとワケが……」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「スパイ行為を見逃すわけにはいきませんねぇ。何故僕たちを監視していたのか………理由を詳しくお聞かせ願いますか？」
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出雲(元あやりん) - 146わの、トレイのところが「はーつラビュル」じゃなく「 ハーツラビィル」になってますよ！トレイママの台詞 (2021年11月10日 7時) (
レス) @page46 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年7月2日 15時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - giftさん» コメント遅くなってすみません！そして応援ありがとうございます！ (2021年6月15日 8時) (レス) id: a01b137410 (このIDを非表示/違反報告)
gift - この小説めっちゃ大好きです 。応援しています (2021年6月10日 19時) (レス) id: 0deaf40c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年6月7日 12時
