第50話…戻る ページ50
ユウ視点
ｸﾞﾘﾑ「なんか出たんだゾ！？」
？「キュウ！」
A「
談話室の天井ギリギリに飛んでいた小さな竜…どうやらAの知り合いらしい
ﾕｳ「霧雨？」
A「えっと……私の飛竜です」
ｴｰｽ「あれが？ずいぶん小さいけど本当に乗れるの？」
確かに…グリムでも乗れるかどうか…
A「本来ならもっと大きいんだけど何故かあんなに小さくなって…まぁ、部屋に入れられるサイズだしありがたといえばありがたい………食費も減るし…」
なるほど……でもなんで小さくなったんだろう？
A「霧雨おいで」
霧「キューー！！」
A「おっと」
霧雨はAに呼ばれるなり嬉しそうな顔をしてAに飛びついた
ﾕｳ「霧雨はAが大好きなんだね」
A「整合騎士となってからずっと一緒だからね｡もう家族みたいな関係だよ」
ｸﾞﾘﾑ「そんなけ長く一緒にいれば仲良くもなるんだゾ」
エースはAの年齢を知らないからよく分かってなかったけどそれなりに長く一緒にいると言うことだけ伝わったらしい
ｴｰｽ「霧雨か…ユウもそうだが珍しい名前だな」
ﾕｳ「そうかな？」
A「まぁ、感覚は人それぞれだしそう思うならそうでいいんじゃない？」
それもそうだ！
A「さて…そろそろ寝て明日の朝にはエースの謝罪を見届けるわよ」
ﾕｳ「おーー！！」
ｴｰｽ「むぐぐ…」
そして、翌日…
A視点
オンボロ寮-Aの部屋…
AM 5：30分
A「…………今日もいつもと同じ時間に起きましたね…」
霧「キュ…」
霧雨はまだ眠いのか目を瞑りながら私の頭に乗ってきた
A「………これはこれで可愛い…」
私はそのまま着替えて朝食を作り庭に出て剣を抜いた
A「後で学園長殿のところに行って霧雨も一緒に授業受けていいか聞かないとね」
霧「キュウ！」
そしてそのまま剣を上下に振り素振りを始める
A「1・2・3・4・5＿＿＿＿＿＿」
しばらく素振りをしているとデュースがオンボロ寮に向かって来るのを見つけた｡十中八九エースのことだろうと思い無視した
A「200・201・202・203・204・205＿＿＿＿＿」
するとユウが玄関から顔をだし私に向かって手を振ってきた
ﾕｳ「Aーーーー！！Aの作ってくれたご飯一緒に食べよーーー！！」
A「わかりました今戻ります」
剣を鞘におさめオンボロ寮に戻る
．
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2020年12月19日 9時
