第36話…説教 ページ36
A視点
すると目の前には顔が無く瓶みたいな物から黒いインクがドロドロと垂れていて手には軍手をしていて鉱物採集に使われている巨大なロック・ハンマーを手にしてユウたちを襲おうとしていた
A「ハァァッ！！」ｷﾞﾝｯ!
「「A！！」」
A「すみません。遅くなりました」
グリムの方を見るとすでに魔法石は手にしており任務は完了しているようだ
A「1つ聞きます。アレは倒してもいいものですか？」
ﾕｳ「倒していいものです！！」
A「わかりました」
私は心意をありったけ剣に集めた。すると制服から鎧に姿が変わった
A「《エンハンス・アーマメント》」
ｸﾞﾘﾑ「ふな！？コ…コレは入学式で俺様を閉じ込めた…」
A「吹き荒れろ！！」
雪は敵の周りを包囲しそのまま脳天から突き刺さった
顔のない怪物「オオォォォッ！！！」
A「さようなら」
私が剣を空中で一振りすると顔のない怪物の脳天から突き刺さった雪は氷柱に変わり体内側から突き破りそのまま体が崩壊した
A「終わりました」
ｴｰｽ「えっ？Aさん強すぎませんか？」
ﾃﾞｭｰｽ「僕たちは手も足も出なかったのに…」
私はみんなの方に近づき怪我がないか確認した
A「大きな怪我はないようですが切り傷と打撲が目立ちますね《システム・コール・ジェネート・ルミナス・エレメント》」
エースとデュース殿の傷は全て消えた
ｴｰｽ「あ…ありがとな」
ﾃﾞｭｰｽ「Aはすごいな…っと言うよりその服は…」
そういえば変わったんだっけ？っと思うと服が光だし制服に戻った
ｴｰｽ&ﾃﾞｭｰｽ「戻った！？」
A「一時的なものだったみたいですね…まぁ、本物は寮にある訳ですし不思議ではありますが…それよりも先程の顔がない怪物はなんですか？」
ﾕｳ「それが…」
私と別れてから何があったのかユウの説明で理解した
A「貴方たちは喧嘩をしにここまできたのですか？違いますよね？退学になりたくないからわざわざ来たはずです｡何してるんですか？確かにあの怪物は貴方たちの実力より上だったかもしれませんが最初から協力すれば怪我もせずなんとかなったはずです。大体馬が合わないのは最初から互いにわかってましたよね。それは仕方ありませんが生死が分かれる戦地でどうしようもない喧嘩をして死にたいんですか？一体何を考えているのかわかりかねません」
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2020年12月19日 9時
