日常2 ページ44
「はい！それでは修行を始めます！」
そう言うとナルトは明らかさまな笑み、サスケは気合を入れ、サクラは・・うん、アワアワしてる
ほんとこれがどうしてああなった？
「サクラちゃんもやる？修行」
「いい、の？」
「いいよー」
「や、やりたいです！」
「よし！じゃあ今日の修行は、チャクラをしっかりと練って、拳に集めて殴ってもらいます！」
「「「へ？」」」
さっきの机にしていた切り株は風遁で切ったもの
その木を4等分にしてある
「まずはしっかりとチャクラを練ること、そしてそのチャクラを放出するタイミングを体に覚えさせること」
「タイミング・・・」
「サスケはもう何か技はある？」
「豪火球の術なら」
「ならタイミングが大事なのは分かるね？」
そう聞くとこくりと頷いた
「チャクラをしっかりと練って自分が思う場所に自然とできて、初めて実践で使えるようになる。きっとアカデミーでも教わるだろうけど、とりあえずやることが重要だね」
「「「はい！」」」
「とりあえず見せるから」
立ててある丸太の前に立ち、構える
「チャクラを練る・・貯める・・・放つ！」
丸太は綺麗に線が入ったと思えば一気に砕けた
「「「！！！」」」
「ここまで出来なくてもいいからとりあえずヒビを入れること、ただ殴っても意味ないからね」
3人はそれぞれチャクラを練る
やはりサクラのチャクラコントロールは凄い
ちゃんと貯められている
「わっ！」
1番最初にヒビを入れたのはやはりサクラだった
「サクラちゃんいい感じだね！」
「ほんと！？」
「うん、こんな短時間でなんて凄いよ！」
そう言って頭を撫でると嬉しそうに笑う
「すげぇ！サクラちゃんすげえよ！」
「どうやってるんだ？」
「え？えっと・・」
ワタワタするサクラの背中をパシっと叩く
「サクラちゃん、女は強く逞しく！だよ！ガンガン言ったれ！」
「う、うん！」
よしっ！と気合を入れるサクラ
うんうんいいね！そうじゃないと！
そして
バキッ！
「「よっしゃぁ！！！っ？！俺が先だ！」」
まーたこれだよ似たもの同士が
「ねーちゃん俺だってばよ！」
「姉さん！おれだよな！」
「同着」
「ねーちゃん！」
「姉さん！」
「だって同着なんだもん、それに、それで満足してていいの？サクラちゃん見てみよ、真っ二つ」
「え、えへへ」
頭を撫でながら指を指す先には2つに割れた丸太
2人のは殴った後の立っている丸太
「「っー！まだ！」」
「もう終わり、夕飯の時間だよ」
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作者名：ココロ | 作成日時：2022年7月19日 9時
