砂は7 ページ32
次の日、病院を出ると、既に3人が待っていた
「おはよう、待った？」
「おはよう！姉さん！全然！」
「A姉さん！おはよう！」
「A・・さん、おはようじゃん」
我愛羅とテマリは嬉しそうに抱きついてくる
ちょっと言いずらそうだねカンクロウくん
「えっと、姉ちゃんから、聞いた。その、俺も、我愛羅とちゃんと、兄弟として、仲良くするじゃん、だから、その、ありがとう・・」
クスッと笑ってカンクロウと我愛羅を撫でた
「うん、それがいい、たった1人の弟なんだから、我愛羅も、良かったね」
「うん！」
「っ///」
あらら、カンクロウくんは恥ずかしいか
「それじゃ風の国の案内お願いね」
「「「うん！/おう！」」」
砂隠れは砂漠で、輸入国家なせいか、値段が高く見られた
「姉さんの国はどんな感じなんだ？」
「んー？うちはねぇ、結構観光客も多いから出店が結構あるかなぁ、ラーメンが美味しいらしいね」
「らしい？」
「ナルトが大好きなの、一楽っていうラーメン屋さん、帰ったら行こうねって約束してるんだァ」
そう笑うと、少しさみそうに我愛羅が俯いた
「・・いつか木の葉に来たら、我愛羅達も一緒に行こうね、ナルトと一緒に木の葉を案内してあげる」
「・・うん」
ダメかぁ・・
仕方ないよねぇ・・・
「大丈夫だよ、我愛羅」
声をかけたのはテマリだった
「姉さんがいなくても、私がちゃんと守ってあげるからね！」
「俺もじゃん！」
「！っ、うん！」
うん、いい子たち
「そうだよ、我愛羅、こんなに力強い私の妹達がいるの、我愛羅は、しっかり一尾の声も、テマリ達の声も、ちゃんと聞いて？いつか辛いことが起こっても、テマリ達はしっかり、我愛羅を見てるし、守ってくれるんだから」
「・・うん、うん！」
そう笑う我愛羅
私は聴き逃していないぞ、一般人からの可愛い、を
可愛かろう、可愛かろう
私の妹達可愛かろう
「ぼ、僕ね、あそこの焼き鳥、食べてみたいんだ」
「いいね、いこ！」
「うん！」
我愛羅の手を引き、4人は焼き鳥屋に向かった
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作者名：ココロ | 作成日時：2022年7月19日 9時
