第7班を支えたい！ (ページ15)

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ナルトとサスケとイタチページ15

サスケとナルトはアカデミーへの道を走っていた

「ウスラトンカチがいつまでもギャーギャー泣いてるからだぞ！」
「うっせぇやい！サスケだって兄ちゃん任務行く時泣いてたって言ってたじゃんかよ！」
「昔の話だ！もう泣いてねぇ！」

騒ぎながらも、ギリギリに2人は教室に入った

サスケの所にはいつも通り女子が集まり、ナルトは弾かれる
「んだよぉ、サスケばっか」

ぶすくれるナルト
すぐに担任のうみのイルカが入ってきたため、バラバラに席に着いていく

サスケがナルトの隣に座り、ナルトは首を傾げた
「お前後ろじゃなくていいってば？」
「・・別に、いいだろ」

ツンケンするサスケに、ナルトは目を細めてんー？と首を傾げ、ま、いっか！と笑顔でイルカの方を見た

「ナルト、お前いつの間にサスケと仲良くなったんだよ」
奈良シカマルがニヤニヤしながら後ろに秋道チョウジと共にナルトの元へ来た
「んー？朝？」
「朝？なんかあったのか？」
「今日な、ねーちゃんが砂？の里に任務でお見送りしたんだってば、その時にサスケとサスケの兄ちゃんに会ったんだってばよ」
「ナルトってお姉ちゃんいたの？」
ポテトチップスを食べているチョウジが首を傾げた
「最近できたんだってばよ！」
「・・最近って・・」
「ねーちゃんも親が居ないから、姉弟になってくれたんだってばよ！」
「へー良かったね！ナルト！」
「おう！」
「・・・・ふーん」

アカデミーが終わり、サスケと共に森に向う

「しゅっぎょー！しゅっぎょー！」
「うるせぇなお前は」
「だってイタチ兄ちゃんと修行だってば！俺ってば楽しみなんだってばよ！」
「・・ふん」

ニコニコしているナルトにサスケはそっぽを向く

今朝、Aと別れた後、イタチと約束したのだ
修行をサスケとして、Aを驚かせようと

ナルトにとってこんなに沢山の人と話すのも修行をするのも初めてのことであった

森について早速イタチはクナイと手裏剣を投げる
複数の武器を全て的に当てる技は魅力があり、ナルトはキラキラと目を輝せた

「すっげー！！サスケの兄ちゃんってすげーんだな！」
「！あ、当たり前だろ！兄さんは凄いんだ！」

サスケの嬉しそうな顔と無邪気に自分を褒めるナルトに、イタチはほっこりと顔を弛めた

「じゃーな！サスケ！イタチの兄ちゃん！」
「またね、ナルトくん」
「じゃあな」

2人と別れ、ナルトは意気揚々と帰路を歩いた

「ししっ！よし！ねーちゃんびっくりさせてやるってばよ！」