検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:53,282 hit

取引における条件 ページ19

_____ あなた









「……んっ、、」







目を開けるとそこは薄くらい倉庫のような所
周りにはランプと私を括り付ける椅子以外は何も無くて




ドンへ『…お、目が覚めたか……Aちゃん』





「…ドンへ………先生っ…」







ドンへ『何故自分がこうなってるかわかる?』






私の目の前に胡座をかいて座るドンへ先生
その手にはユンギさんと居る時に何度か見たことのあるモノ





ドンへ『教えてあげるよ。俺とユンギは家族同然の関係
そして、殺されたユンギの両親もまた俺の両親同然



イコールお前は殺したやつの憎い娘。ここまで言えば
もう、、、わかるよな?』








知っていたようで知らなかった話。
強いていえば、ユンギさんの御両親だったことは
本当に知らなかった。






「…でも、、私の…両親は……もうっ、、」






ドンへ『居ないから何?両親に会いに行かせてやるよ』






そう言ってにやついたドンへ先生へ向かって
ある一つの意見を口にする









「ドンへ先生。取引しましょう。」








ドンへ『あ…?取引?』









私の心の中はそれでもまだやっぱりどこかには
ユンギさんが居て、忘れようと思うほど
頭から離れることなんて無くて







だから、条件を提示して快諾した。






ドンへ『…ユンギはお前と居る時はどんな奴だった。』






「ユンギさんは…とても物静かで多くをお話することは
なかったですが、ただ一緒に居てユンギさんなりの
表現で甘えたりサプライズなんかしてくれるんですよ」








ドンへ『…あのユンギがねぇ………っ、、笑える』








そんなこと言いながらも表情は柔らかくて
ほんとに、強い絆なんだと思う。






「ユンギさんは……とてもいい人なんです。」









そう言ったと同時に重たい鉄の音がして、
正面に顔を向けると









「……っ?!」








ドンへ『…おっせぇ〜な全く』









その視線の先に立っていたのはユンギさんだった。









.

あなたとの時間→←過去の僕と今の俺



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
286人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽち | 作成日時:2018年7月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。