防 弾 警 察 _____ II

067 ページ17

_____ あなた









｢ジンさん、かっこよかったですよ｣









ジン『…ちょ、ちょ、もっかい言って？！録音するから！！』









テヒ『ほらほら、ジニヒョン怖いからおいでA』









テヒョンさんに連れられてソファーに座り、
先程私の買ったコーヒーを啜る
目の前に座ったジミンさんとホソクさんの目から
訴えられるのは、、、









｢距離が遠すぎます。嫌です。無理です。｣









ホビ『取ってよーー。そこのお菓子取ってよーー！！』









グク『Aさんを使うなんて酷いヒョンですね。』









ホソクさんの声を聞き、さりげなく空いた私の
右隣に座り、取って欲しかったお菓子をジョングクさんが
軽々と長い手で取り、テーブルへ置く









｢え……ジョングクさん、ごめんなさい。｣









グク『気にしないでください。…食べますか？』









ジョングクさんの手には大事に抱えられたバナナキック
それを目の前に差し出し袋を開けると二つほど
私の口の前に持ってくる









｢い……いただき…ます。。｣









そう言って、目の前のジョングクさんの手が
私の口の中にスッと入ってくる









グク『美味しい……ですか？』









｢美味しい…です。とっても美味しいです。｣









嬉しそうに笑ったジョングクさんが、
まさかあんなことになるなんて、この時は
微塵も感じなかった









.

068 TH→←066

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す