第35話 ページ46
「なんで……!?なんで俺だけ炎が出ないの？」
『綱吉くん……』
「沢田……本当に覚悟はあるのだろうな…」
ラルさんに言われて、綱吉くんはギュッと目を瞑り……そしてゆっくりと開ける。
だが―――――――、
「……やっぱりダメだ……やっぱり俺、口先だけのダメツナなんだ……本当の覚悟なんて分かってないんだ」
「甘ったれた事を」
チャガッとラルさんが(改造された)匣ﾎﾞｯｸｽ兵器を取り出す。…………が、
「言うな!!」
うわぁー……痛そう……リボーン君って、キック力強くない？
「俺の出番だ、お前は下がってろ」
綱吉くんの元へ行くリボーン君
「カッコつけんなツナ、お前はヒーローになんてなれねー男なんだぞ」
「え？」
「カッコつけた理屈はお前らしくねーんだ。あの時の気持ちはもっとシンプルだったはずだぞ、あの時、何をしたかったんだ？」
「それは……ただ……京子ちゃんを守りたかった」
うん、やっぱり綱吉くんはダメツナなんかじゃないよ！
綱吉くんはどうやら、皆を守りたいと思うことで炎が出た。 やはり、大空、やはり、ボス。
ということで、ラルさんの持っていた匣ﾎﾞｯｸｽを開匣する事に。えと……確かアレには……
「不良品だな経験でわかる」
獄寺君……不良品はないかと……
「おい！やっぱこれ壊れてんじゃねーか？」
「『壊れてなどいない／ません』」
『匣ﾎﾞｯｸｽは、超高性能な物なのだから簡単には壊れはしないわ』
「ああ、匣ﾎﾞｯｸｽを開匣できない場合考えられる要因は2つある
炎が弱いか、
属性が違うか」
「属性？」
「リングか発する炎は9種類、一般的な物は7種類だ。ボンゴレリングと同じく、大空･嵐･晴･雲･霧･雷･雨･月･星･に分類される」
匣ﾎﾞｯｸｽも同じで、リングと匣ﾎﾞｯｸｽの属性が合わなければ開匣できない。だが、波動のバランスと大きさはは人によって違く、うまれながらに決まっている。大体の人間は複数の波動が流れているが1つのリングが炎にできるのは1つだけ。ただし星は例外とする。つまり、波動、リング、匣ﾎﾞｯｸｽが合致しなければ匣ﾎﾞｯｸｽは開匣できない。これは大空が例外。大空は全ての匣ﾎﾞｯｸｽを開匣できる。
…………わかった？
「え!?おっおしゃぶりだ!!」
『あ……』
思い……出した……あれは……アルコバレーノの……コロネロの……
おしゃぶり……
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消しゴムクイーン - 美香さん» こんにちは！……っと、申し訳ございません！漢字間違いですね、こればかりはすぐに直させていただきます！ご指摘ありがとうございます！ (2018年4月15日 7時) (
レス) id: caf8c276d2 (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 雀ちゃんの彼氏になる人‥ (2018年4月14日 22時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 古里炎真君の事ですか？ (2018年4月14日 22時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：消しゴムクイーン x他1人 | 作成日時：2018年4月5日 10時
