【銀魂】ドS馬鹿野郎に惚れた結果【沖田総悟】

壁に耳あり障子にメアリー ページ29

「ひ、土方さん･･」



そう呟く私に、というか私と総悟二人に近付いてくるその人



「付き合ってるっていうのは嘘とかなんとか言ってたが、そりゃどういう意味だ」



私達の近くで立ち止まり、ふうーと煙を吐くと、そう問う



「それから、総悟はどう思ったーとか聞いてたっけかァ？」



「･･･あ、あの、土方さん、どこらへんから私達の会話聞いてましたか。」



「てめぇが『総悟･･･』って呟いた辺りだな」



そ、それ、最初っから聞いてたってこと･･？！



ヤバイ、どうしよ。



どう説明すりゃ良いの？！



言い訳を頭の中で必死に考えていると。






「＿＿＿土方さん、何でそんなに気になるんですかィ？別に、ぜってー話さなきゃならねェ内容じゃありやせんぜ」



いつものような表情で、総悟がそう言った





「･･･なんだ総悟、Aをかばうなんざ、よっぽど聞かれちゃいけねぇ話なんだな？」



くわえ煙草をした土方さんが、うすら笑いをしながら言う



な、なんか、土方さん、いつもと様子が違う･･･。



前も、私が万事屋に行った時も、『何処行ってた』って訪ねてきたし








「･･･土方さん」



「あァ？」



「なんか最近、様子がおかしくありませんか＿＿＿？」





･･･ここは、素直に聞いてみる方法で、聞き出すか。

人間って弱みを握られるとかなり弱くなっちゃう→←第三者は突然に

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