【銀魂】ドS馬鹿野郎に惚れた結果【沖田総悟】

いい展開になってきた？(side銀さん) ページ16

「じゃあ、話しますね




･･･今から3日前のことなんですが＿＿＿」



向かい側のソファで、ソイツは語り始めた



実際、人の恋路には手ぇ出さねー方が良いのだろうが、コイツが押し掛けて来ちまったもんはしゃーねぇ。



聞くしかねーだろ。

















「＿＿＿＿ということがありました。」



話を言い終えて、どうですか、といった感じで見つめてくるソイツ



････。



え？




「オイA、今、寝てる時上着かけてもらったって言ったか？」



「はい、言いましたが」



「え？」



「え？」



思わず、Aの方に指を指したまま固まった



向かい側のソイツも、動きを止めて「？」といった様子で俺を見つめる





「？･･･どうかしましたか？」



「え、いや、どうかしましたか、じゃねーだろ。上着かけてくれたって、は？」



ちょい待て、コイツは沖田くんが好きなんだよな？



んで、沖田くんはコイツのことどうも思ってないハズなんだよな？



でも、上着かけたって････





「･･･銀さん？」



不思議そうに俺の様子を伺ってくるAの声で、ハッと我に返る






「････A」



「はい」



「お前、この恋実るかもしれねーぞ」



「はい？」



なに言ってんですか？と



「ふっふっふ････」



･･･やべえな、これは、面白くなりそうだな




＿＿沖田は、きっとAに何らかの気持ちを抱いてるハズだ



本人は気づいてねぇみてーだけど。



んで、A自身も、沖田がきっと自分のことは何とも思ってない、と思ってんだろうな



「･･･やべえ、いい展開だわ」



俺は、口元の笑みを隠せず、一人あることを企んでいたのだった

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