不幸体質少年の救済

8(2人の説明とか) ページ8

2人と別れた後、母に今日あった事を話した

勿論学校で虐められていることは隠して


すると、手を口に当てて今にも泣きそうな母の様子に驚いた

「Aちゃんに友達が…！！パパ！パパに連絡しなきゃ！！」

『えっやめて！今仕事中でしょ！！』

「Aちゃんに友達出来た事の方が大事よ！あ！もしもし！？」


行動はっや、てか仕事より僕の友達事情の方が大切ってどういうこと？本当になんの仕事してるの父さん…

電話の向こうで本当か！！と声が聞こえる、声でっか父さんの同僚の人ごめんなさい


「それでね、連絡先も交換してもらったんですって！これを気に携帯買ってあげなきゃよね！」

『わぉ』

マジか

「いつまでも浮ついた話がなくて心配だったのよ！Aちゃんはいつもいい子だからご褒美よっ」

青春しなさい！！と、どうやら携帯を買ってくれるらしい。やったね。

これで零君や景光君といつでもお話ができるのか…そう考えると、自然と頬が緩んでしまった。柄にもなくはしゃいでいるらしい



母さん、ニヨニヨしないで


ーーーー

降谷零

騒ぎ声が聞こえて耳を傾けていれば言いがかりをつけられ寄ってたかって虐められてる男の子を発見

昔の自分と重なりいても立ってもいられず飛び出した

話を聞いてみれば、呪い？不幸体質？ふんっだからなんだ！と、悪ガキ集団を撃退

自分にとっての景光のように、俺が君にとっての理解者になろうと、この子の負担が少しでも減らせるようにと友達になった。正直他人の気がしない

一緒に過ごせばめっちゃ良い子ですぐに情が移った

でも不幸体質は本当のようでガチで心配になった、もっと鍛えようと心に決める



諸伏景光

降谷零と同じく騒ぎ声を聞きつけ飛び出した人

3対1で寄ってたかって…！とオコ

珍しくゼロが気にかけてるので、じゃあ僕も！と一緒に友達になった

話してみると、やっぱり良い子でしかも厄介な体質のせいでめちゃくちゃ苦労してることがわかった

もう、心配しすぎて目が離せない

自分の事を過小評価しすぎているので、そこをどうにかしたいと思い、これから沢山褒めて自信をつけさせる予定(Aに照れられてしばらく目を合わせて貰えなくなる)

柔道の大会で2位をとってすごい！って言ったけど、地区大会や県大会だと思ってる

本当は全国大会でたまたまテレビに映ったAを見てお茶を吹く、そしてゼロにすぐに伝えて2人してうぉぉお！！ってなってて欲しい

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