あなたと私は同じで違う (ページ35)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:14,767 hit

コウメに稽古をつけて貰う 2 ページ35

甲板に出ると、コウメと船員がいた。
船員は何かコウメに脅えているみたい。
ﾈﾓ「みんな、おはよ！」
ｺｳﾒ「おはようございます」
ﾈﾓ「何かあったの？」
ｺｳﾒ「いいえ、何も海軍が来たくらいですかね」
そう言って、歩き出す。行先は食堂。
ﾈﾓ「あ、あの？」
ｺｳﾒ「ええ、私が追っ払いましたけど良かったですよね」
ﾈﾓ「うん、多分ね」
ｺｳﾒ「なら、よかったのですが、、」
私は、忘れていたことを思い出す。
ﾈﾓ「ねね、コウメって私たちより強いんだよね？」
ｺｳﾒ「はい？そんな事ないじゃないですか」
船員が、いやいやそんなことある。
という視線を私たちに送ってくる。
ｺｳﾒ「そんな事ないですよ、だってお2人は恐れ多くも風龍族ですよ？」
ﾈﾓ「コウメも、妖狐だけどね」
ｺｳﾒ「なにかおっしゃいましたか？」
ﾈﾓ「いいえ、」
ここは、私たちの方が強いということにしとかないとヤバい。

コウメは、私たちよりも何十倍も強い。
私は、1回だけ5歳の時に戦ったことがある。その時コウメは13歳。
いくら、8歳差とはいえ私はその時海兵を倒せるようになっていた。
だから、どこのガキか知らんけど倒してやると思って挑んだはずだった、、、

私は、一瞬で倒されていた。

今は、悪魔の実の力があるし、分からないけど良くても五分五分だろう。