私って何色？ ６ ページ29
坂道を下り、さっきのお店の横を通るとイゾウがいた。
ｲｿﾞｳ「A、それは誰だね」
「この娘はコウメ、色々あって今日からオヤジの船に乗るの」
ｺｳﾒ「よ、よろしくお願いします」
ｲｿﾞｳ「おめぇ、ワノ国のやつか？」
ｺｳﾒ「幼少期に少しおりました」
ｲｿﾞｳ「Aが持ってる袋はなんだ？」
「そこのお店で買ってきたのほら、」
と見せる。 指輪はなんとか隠した。
ｲｿﾞｳ「おめぇの分は？」
「買うの忘れてた」
イゾウは軽く舌打ちすると
ｲｿﾞｳ「俺が買ってやるよ」
と、店の方に歩きだした。
「え！ イゾ」
ｲｿﾞｳ「うるせぇ買ってやるよ」
ﾄｷﾞﾘ「いらっしゃいませー？ あれー？さっきのー？」
「ごめんなさい、買い忘れがあってエメラルドのブレスレットでいいかしら？」
ﾄｷﾞﾘ「はーい！分かりました」
〜〜〜
「イゾウ、買ってくれてありがとう！」
ｲｿﾞｳ「別にいいさ」
早速取り出して左手につける。夕日に輝いてキラキラと光っている。
「イゾウにもこれ、」
そうやってトルマリンのブレスレットを手渡す。
ｲｿﾞｳ「ありがとうな」
そういってイゾウも左手につける。
ｲｿﾞｳ「A恋の悩みかね」
「イゾウ、もしかして好きな人いる？」
二人がシンクロした。同時に何秒か見つめあい、吹き出した。
「もしかして？」
ｲｿﾞｳ「案外そうかもな」
二人はまた見つめあい、二人の影が重なった。
ｺｳﾒ(私はお邪魔ですかね)
コウメは気まずそうに、ドロンと、煙のように消えた。
ｲｿﾞｳ「おめぇは、真っ白だね」
「ん？なんのこと？」
ｲｿﾞｳ「イメージカラーさ、A」
「そういえば、そんな話してたね」
ｲｿﾞｳ「何色でもない、何色にも染まれる 無限の可能性がある白さ」
「そういわれるとちょっと照れるな」
ｲｿﾞｳ「俺と付き合ってくれ」
「ええ、もちろん」
二人の影はまた、重なった。
さっきより、深く、長く、深く。
夕日の中で。
私の彼氏は、、悪魔にも、天使にも、なります→←私って何色？ ５
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麗葉 - イゾウ推しなので嬉しいです！あと細かいんですけどマルコとイゾウって同い年だった気がします！これからも頑張って下さい！ (6月3日 22時) (
レス) @page1 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色ネココ(プロフ) - ありがとうございます！ 頑張ります！m(*_ _)m (2019年11月18日 21時) (レス) id: 3efde21188 (このIDを非表示/違反報告)
デュラララ！！＆ワンピ - イゾウが出てきた時心の中がパラダイスでしたｗｗ次の小説も期待しています！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: 70d2c1b84c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶色ネココ | 作成日時：2019年9月26日 18時
