レンタル彼氏始めました。最終章(黄) (ページ6)

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錦戸side

「章ちゃん･･･」

安「んー？？」

連絡先を登録して

1度も連絡出来ないまま5ヶ月。

「電話したい･･･」

安「したらええやんか(笑)」

大「俺がしたろか？？(笑)」

「お前番号知らんやろ」

大「亮ちゃんが消したんやん！！」

5ヶ月前

東京駅に送ってスタジオついて

大倉が依存しとる携帯奪って

目の前で速攻消したった。

安「和那のは消さんでもええのにな(笑)」

大「ほんまやわぁ」

Aちゃんの連絡先消すついでに

章ちゃんの彼女のも消したった。

「どこで入手するか分からんやん」

大「ええやぁーん。」

減るもんやないんやしぃー。

って不貞腐れとる。

俺より先に

連絡先入手したのがムカつくんや！！

「明日来るんかなー」

安「来るんちゃうん？？」

「知らんねんもん」

安「電話してみぃや(笑)」

「怖いねん。」

安「大丈夫。電話してみ？？」

ヤニヤニー！！

って言いながら楽屋を出てく大倉。

「かけてみるわ」

安「おん」

電話帳から名前引っ張り出して

コールボタンを押そうとするけど

これってこんなに緊張するもんやっけ。

第一声は？？なんて言う？？

もやもやしてると

隣から伸びてきた短い指によって

呆気なくコールボタンが押された。