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ご飯を食べ終わり、することも無く甲板に出る
チップ｢ったく！皆手伝ってくれないんだから！！｣
サナ｢…何してるの？｣
チップ｢わぁ！！｣
後ろから声をかけると、ビクッと肩を揺らすチップくん
チップ｢びっくりしたぁ！
おいら今甲板掃除してるんだ！
これがいっちばん大変なんだけど
だあれも手伝ってくれないの｣
サナ｢私手伝おうか？｣
チップ｢えっ！？いいの！？｣
サナ｢もちろん！乗せてもらってるからね！｣
チップ｢えっじゃあサナはこっち側お願い！
あ！そうだ！キレイなスカート汚さないよう気をつけて！｣
サナ｢うん！ありがとう！！｣
長いスカートをたくしあげ、太ももの辺りで1回結ぶ
チップくんからブラシを受け取ると、ゴシゴシと甲板を磨いていく
チップ｢ヨーホーヨーホー俺達海賊〜🎶｣
サナ｢なんの歌？？｣
チップ｢海賊体操の歌！！知ってる？｣
サナ｢知らない｣
チップ｢じゃあ！おいら歌ってあげるから覚えよーよ！！
覚えたらたのしーよ？｣
サナ｢ほんと？じゃあ覚えたら一緒に歌うよ！｣
チップ｢ヨーホーヨーホー俺達海賊〜
たっからさがっしにーでっかけるぞ〜
怖いものは何も無いさ、飲めよラム酒〜
ヨーホーヨーホー俺達海賊〜
ヨーホーヨーホー俺達海賊！！へーい！！
どう！？覚えた？｣
サナ｢うん！！だいたいは！｣
チップ｢ほんとっ！？じゃあ甲板掃除終わったら体操も教えてあげる！！｣
サナ｢いいの？｣
チップ｢もちろん！！
おいらサナがこの船に乗ってくれて嬉しいんだ！！
なんでも教えてあげる！！｣
サナ｢ありがとう！｣
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作者名：nana | 作成日時：2019年9月5日 14時
