麗柱は超美人。

十五輪の花 ページ16

「「「あっ！！！Aさんだぁ！」」」




『きよちゃん、すみちゃん、なほちゃん、こんにちわ。』





「ｯAさん……。久しぶりです。」





アオイは取り乱さないように、冷静を保った。





『アオイちゃんもこんにちは。』






きよ、すみ、なほ達はAに会えて、とても嬉しがっていた。





もちろん、アオイも心の中では感激していた。






「あらあら…。A、蝶屋敷にわざわざ来てくれたのね。ありがとう！」






しのぶは笑みを浮かばせる。





実は言うと、この笑みはAだけにしか出さないし本当の笑みであって、しのぶの素の姿もAの前だけでしか見ることが出来ない。





『もう1回謝ります…本当に半年間もの間、会えなくてごめんなさい。』





Aは少し涙をたまらせていた





「…いいんですよ！…本当は名前が居ない日々はとても悲しかったけど、またこうやってAと話すことができるなら！」






『ありがとう…しのぶ。』





そう言って、Aとしのぶは互いに微笑みあった。





『あっ…蝶屋敷の皆に、長期任務の際のお土産を持ってきたの。』






そう言って、Aは色違いの天然石のブレスレットを袋から取り出した。






皆、ブレスレットを貰えたことに嬉しさが込上げたが、何より大好きなAにプレゼントを貰えたことが嬉しかった。





｢｢｢ありがとう！！！！｣｣｣



「ありがとうございます…！」



「ありがとう！A。」





『いえいえ。』




Aも笑顔になる。





「久しぶりに来たのですから、ゆっくりしてください。A。」





『ありがとう。お暇させて貰うね。』




「お暇って…、、そんなにくつろいでいくつもりなの？」




しのぶは笑った。




『そ…そんなに笑わないで。』





Aは少し恥ずかしがった。







そしてAとしのぶはお喋りをたくさんした。









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大正コソコソ裏話



しのぶさんはAさんだけに素の姿をさらけ出す事が出来ますが、Aさんもしのぶさんだけにほんの少しだけ素の姿を見せることができます。

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