好 き 好 き 大 好 き .

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You side





TH「ジョングク … か？」




JK「 … は？ヒョン？」





そんな会話が聞こえた時 。正直今すぐ帰りたかった 。確実に面倒事に巻き込まれた瞬間だったから 。




TH「やー！とにかく離せ！」




JK「嫌です」




TH「なんで！」




JK「嫌です」




TH「汚れる！！！」




JK「嫌です」





それからも嫌ですの一点張り 。キリがないな 。手に変な汗もかいてきて 、離したいったらありゃしない 。





『ね 、ねえ？とりあえず離して？』





間を見て突っ込んでみると 、2人の視線がこちらに向かう 。何を言われるのかと 、息を呑む 。




JK「 … ヒョンの彼女ですか」




『い 、いいえ？』




TH「ん"〜でもゆくゆくは彼女になるのっ！」




『初耳だよ 、そんなこと』




JK「じゃあ 、本気になってもいいですよね？」




『？ どうぞ？』




訳の分からないチョンジョングクくんは 、意地の悪い顔でにやりと微笑むと 、パッと手を離してくれた 。




『ふぅ』




一安心の息が漏れる 。





JK「ヌナ 、好きです 。」







つかの間の安心ってこのことだと思う 。





__________




こんなことがあってから 、毎日毎日絡まれるわで大変 。





TH「あいつ〜 … いつか絶対締めてやる … ！」




なんて言うはものの 、力も権力もかなわないテヒョンくんが可哀想で 、慰めてあげたりする 。





TH「んふふ 、優しいから好き」





そう言って 、私とは比べ物にならないくらい優しく笑う彼 。テヒョンくんに甘いのは 、この顔が見たいからかもしれない 。なんていい言い訳になっちゃうかな 。

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