6話 仕事 ページ6
ーハナダシティ郊外ー
「…よし、終わりっ！」
私はペンを鞄にしまって、手帳を閉じた
そして移動しようとボールに手を掛けると
服の端っこがちょん、と引っ張られる感覚
振り向くと、随分と小さな女の子がいた
「おねーちゃん！情報屋さん知らない？」
「情報屋？」
「うん！その人はなんでも知ってるの！今この町に来てるって噂なんだよ！！」
「んーごめんね、知らないや。情報屋を探すって、なにか知りたいことでも？」
「えっとね、私、ピッピとお友達になりたいの！」
「ピッピ？あのピンク色の丸いボールみたいな…」
そこで私は前の世界にいた吸い込んだ敵をコピーする悪魔のピンクボールを思い浮かべる
だが、目の前の女の子の泣きだしそうな表情を見るに、やらかしてしまったようだ。
「もう！からかわないで！ピッピはとても可愛いの！！」
「ありゃ、ごめんよ。機嫌を損ねてしまった代わりに私からその情報を売ってあげよう！！」
「ほんと！？おねーちゃん知ってるの？」
「ほんとほんと！耳貸してごらん」
「うん！」
私は女の子の目線の高さにしゃがみこみ、
周りに人が居ないのを確認して話し始めた
「ピッピは、オツキミ山の洞窟…にもいるけど、月曜日の夕方、入り口付近に行ってみな。可愛いピッピが沢山いるよ」
「…ほんと？！やったぁ！！おねーちゃん、ありがとう！！」
「うんうん！頑張りなよ、んで、お代の方だけど…」
「！わ、私、情報屋さんから買うためにお金さんを貯めてたの！それで足りるかな…？」
「だいじょぶだいじょぶ！私も君みたいな子供からお金は取らないよ！そのお金は捕まえるためのボールでも買いな」
「え、じゃあ私…なにをすれば…」
「今回はおねーちゃんのサービス！」
「！！ありがとう、おねーちゃん！」
「うんうん！じゃあ私は用事があるからこれで失礼するよ！またね！」
「バイバーイ！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「だから、サービスだよあれは。流石にあんな子供からお金取るほど飢えちゃいないわ」
「…」
こちらを疑うように見る相棒。
「ほんとだって…。ああ、まだ仕事が残ってるから、次の街までよろしくな
K」
目の前の
「さて、次は…げっ、マサラタウンか」
私、情報屋始めてみました
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きぃ(プロフ) - 更新待っています！ (2022年8月4日 3時) (
レス) id: c9bcaef35f (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続きを待っています… (2021年10月22日 21時) (レス) @page27 id: c9bcaef35f (このIDを非表示/違反報告)
すのー(プロフ) - ポケスペの世界というのが他の小説と違って珍しさもあり、面白かったです！応援してます！ (2020年5月12日 0時) (レス) id: c10bcfcc69 (このIDを非表示/違反報告)
books - あ、追伸。ミュウツー様は神々しかったです。今、思い出しただけでも涙が……。 (2020年4月5日 0時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
books - お久しぶりデーズ。ここ一ヶ月全然更新してなかったbooksです！ココ、観に行きますよねー！あれですよ。セレビィの色違いが欲しい。準伝とか、幻とか中々手に入らないじゃないですか！めっちゃ楽しみなんですよね！あ、あと更新頑張って下さい！また来ようと思います！ (2020年4月5日 0時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サワシロライム | 作成日時：2019年7月3日 23時
