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4話 桃源郷 ページ5

貴女「え、お薬?」


ある日、私はそう聞いた

桃源郷で、薬を買ってきてほしいと


桃源郷といえば、白澤さん

薬の知識はあるけど………ねぇ


ま、私は大丈夫っしょ


貴女「あ、じゃあ鬼灯さんに場所聞いて一人で…」


と言ったら…


鬼灯「私も行きます」

貴女「え?」

鬼灯「貴女、アニメで私たちを見たなら分かるでしょう、白澤さんがどんな人か」

貴女「え、まぁ…」


私は白澤さん嫌いじゃないんだけどなぁ


そんなこんなで、鬼灯さんもついてくることになった



桃源郷では…


白澤さんがひっぱたかれていた

アニメで見たやつだ


白澤「あ、来たな朴念仁、……?」


あ、こっちに気づいた


白澤「君、かわいいね〜!」

貴女「あはは、そりゃどーも」

白澤「名前なんていうの?」

貴女「Aです」

白澤「敬語なくてもいいよ♪」


私がかわいいかはさておき


言うと思った

この人女の子にはこうだからなぁ


でも、かわいいと言われて

まんざらでもない自分がいる


それにしても…


貴女「白澤さん、私と似たようなことしてるね」

白澤「え…どういうこと?」

貴女「私も、キャラのグッズに囲まれてたから」


懐かしいなぁ

あの子たちと一緒にさ…


寂しがってないかなぁ

急にいなくなっちゃったからね

誰か大事にしておくれ…


鬼灯「……チッ」


アレ、鬼灯さん今舌打ちした?

白澤さんと話してるのが気に食わないとか?

鬼灯さん、白澤さんが嫌いだからなぁ


でも鬼灯さんの舌打ちは嫌いじゃない


白澤「ところで今夜空いてる?」


え、それ…

私に言う?

これ…答えたらマズイ感じ?


チラ…


鬼灯「……」


な…なんか鬼灯さんの目が怖い

「空いてると答えたらどうなるか…」的な感じ?


貴女「空いてはない…かな?」

白澤「えー空けてよぉ〜」


うっ…

うかつにもかわいいと思った

まさかのぶりっ子攻撃


鬼灯「…Aさん、そろそろ帰りますよ」

白澤「Aちゃんは置いてけー!」

鬼灯「嫌です」

貴女「えっと…私もお仕事あるから…」

白澤「そうなの?今度遊んでね?」

貴女「あ、あはは…まぁ」


それをやんわりかわしたのち、地獄に帰る


閻魔大王に薬を渡したあと…


鬼灯「Aさん」

貴女「はい?」

鬼灯「私も、敬語はなくていいですよ」

貴女「え、でも…」

鬼灯「……」ジー

貴女「…わ、分かったぁぁ」💦


あー焦ったぁ…

目で訴えてきたよこの人

まぁ気楽にってことかな?

5話 第二補佐官?ムリムリ!→←3話 地獄にもアニメイト?



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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時

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