ココロー41 ページ3
__*数日前
「練習を始める前に話がある。
集まってくれ。」
赤司君の号令でみんな一斉に赤司君のまわりに集まる。
遅いと怖いからなあ、赤司君。
「突然だが、」
「新しいマネの滝川だ。滝川挨拶を。」
「こんにちは!
新マネージャーの 滝川有紗です!」
とその子はニコッと笑った。
私は目をカッと開いた。
試験も何も受けてない、よね…?
どうして入れたの?
有紗ちゃんは私に近付き、
「よろしくね。 Aちゃん」
と笑顔を貼り付けていった。
そして次はさつきちゃんに近付き、
「さつきちゃんも よろしくねっ!!」
と満面の笑みで言った。
その笑顔は少し狂気に満ちていたかのようにも感じた。
「部員の皆さんもよろしくお願いしますっ」
とペコリと頭を下げた。
.
私は嫌な予感がするのをただの気のせいだと思い、無視をした。
それがいけなかった。
物語の歯車が狂いだしたのは間違いなくこの日からだろう____
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アリス&カギ☆ - 続きがんばって!楽しみにしてるよ! (2016年8月10日 14時) (レス) id: 962274472c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙雨兎 | 作成日時:2016年7月26日 13時