ココロー48 ページ11
「事実上そうなっているだけだ。」
「俺も初めて聞いた時とても驚いた。」
「詳しくは桃井、頼んでいいか?」
そう言うと赤司君はさつきちゃんに目配せした。
「うん。任せて」
「理事長の友人に "ユキナ" という女の人がいるの。
その人は理事長の高校生の頃の彼女さんで、突然音通不信になっていたらしいの。」
「それで2人は自然消滅したんだけど…
ある時電話がかかってきたの。
"ユキナさん"から。」
「助けて っていう電話だったらしい。
それで、理事長はユキナさんに会って、事情を聞いたらしいの。
それで、ユキナさんの娘さんの有紗ちゃんを預かることになって…」
さつきちゃんはそこまで言うと一旦区切る。
「理事長の特権を使っていろいろできるようになったの。」
そう言うとさつきちゃんは赤司君に目線を送る。
「これでなぜ試験なしでマネージャーになれたか分かったか?」
みんなは頷いた。
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アリス&カギ☆ - 続きがんばって!楽しみにしてるよ! (2016年8月10日 14時) (レス) id: 962274472c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙雨兎 | 作成日時:2016年7月26日 13時