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「それで?試合はどうなったんですか?」
ユウは気になったことを聞く
「あーそれは…」
ラギーがユウに教えようとしたところで、
ーーガラッと保健室のドアが開き、ナミがやってきた「あ、ナミちゃん」
手には花束がある
「それ、あの花じゃねぇか」
レオナはそれを見て、目を見開いた
ナミは照れながらもレオナは花束を渡す
「俺に?仲直りの印…?いいのか?」
レオナは瞬きをし、
その花束を受け取った
思い出の花は大きな花束となって帰ってくる
「ありがとよ」
レオナは目を伏せ、
満足そうにそれを受け取った
「たくもう…逆プロポーズして…」
ラギーはそんな2人を見て、口をとがらす
ナミが誤解を生むような真似をするため、妬けていた
「まあ、でも、試合はミセスローズ寮が棄権したからディアソムニアの勝ちッスね」
「え?棄権?」
ユウは首を傾げた
ラギーは「シシシッ!」と笑う
「オレの腕が痛くなったから、ナミが手を上げて試合を止めにしてくれたんスよ」
いや〜王子様みたいでしたわ、とラギーは笑った
試合は続けられたが、ナミがラギーの心配をしていたため、試合は棄権となった
ナミはラギーの腕を診る
包帯を外し、治療薬を塗った
「えへっへ、心配してもらえるってこういうことなんスね!得しかありませんわ〜」
ラギーはちゃっかりナミの腰を引き寄せ、
ニコニコしていた
レオナが「うぜぇ」と嫌なものを見る顔をした
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「あーーーっ!おじたん!やっと見つけた!」
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年12月5日 18時