8 ページ8
、
が、
「もー！なんなんすかアンタ！しつこいッスよ！」
ラギーは少しずつ息を切らし始める
ナミがずっとついてくるからだ
けれど、ナミはそれ以上、息を切らしていた
ナミがラギーを追いかけ続けるには理由があった
ーー捕まえる、そんなことをしたいわけではない
闇の鏡が…
ユウが教えてくれたことで解決したかったのだ
それはズバリ、“話し合い”である
無理に力で押し込むより、話し合って和解してほしかったのだ
けどーー
、
「話し合い？弱肉強食の世界でそんな甘ったるいこと言わないでくれないッスか？」
、
ラギーがナミの考えを見透かしていた
話し合いで解決しようとなど甘い考えをするナミに虫唾が走っていた
ラギーは2階へと続く階段を登り始めた
ナミもつづけて階段を駆け上がった
「オレ、ナミのそーいう優しさで何でも解決？みたいなとこ嫌いなんスよ」
するとラギーが振り返って、止まり、ナミに日頃の愚痴のようなこと言った「いっつもいっつも、ほんとさ〜」
「ほんとアンタ…“邪魔”なんスよね」
ラギーは平気でそういうことを口に出した
ラギーの口から出る邪魔という言葉にナミは大きく反応する。なぜ？と目を見開いた
「レオナさんも言ってましたよ？アンタがいなければ何もかもうまくいくのにって」
ラギーの言霊がさらにナミの耳を刺す
レオナも…？とナミは驚く
ラギーはさらなる追い討ちをかけるようにーー
「邪魔者さん。邪魔だからしばらく眠っててくんない？」
、
、
「『
、
ナミにユニーク魔法をかけた
ラギーが背中を壁に打ちつける
そうなるとナミはーー
階段から滑り落ちる。背中から落ちていった
ナミは落ちるなかラギーに手を伸ばした
けれど、ラギーは笑ってナミを見下ろすだけーー
なんとも思っていないようだ
、
ーー友達って…？
、
、
、
「「ナミーーーッッ！！！」」
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (
レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ？なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました！コメありがとうございます！愛してるー！（謎） (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 21時
