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、
そしてコロシアム
試合が開始したころ、ナミはそこに到着した
「あれ？チェロスじゃん。拙者の買ってきてくれたの？」
観客席には運動着を着て、
ひとつ縛りをし、
帽子を深く被ったイデアがいた
「あざ〜す！」とナミが手に持っていたチェロスを受け取る
「ほら、はやくこっち座りなよ」
イデアはとんとん、と隣の空いた席を叩いた
ナミはそこに座ると、チェロスを頬張っているイデアを見つめた
「え？なんで拙者がここにいるかって？」
見つめていただけで、
イデアはナミが何を言いたいのかを察する
「そりゃー部屋にずっと引き篭もっていたかったですとも！ しかし、寮長、あのリドル氏が毎朝部屋に来て“マジフト大会、コロシアムに来てください”なんて言うから仕方なくですぞ」
イデアはやれやれ、と呆れていた
けど、本当は違う
「あ、ナミ氏。太陽光には気をつけてくだされ」
ナミに帽子を被せた
「カメラ多くてやんなっちゃうよね〜」
ーー入学式のときと同じように、
ナミを心配してだった
「てかあの試合見てよ。やばくない？」
イデアは現在試合中のフィールドを指差した
そこにはナミが知っているメンバーがいた
レオナ、ラギー、ジャックらがいるサバナクロー
そして…
「にゃっはー！」
グリム、ユウ、エース、デュース、オンボロ寮のゴーストたちだった
「特別枠として参加してるみたい。ゲーム前のチュートリアルみたいなもんすね」
イデアはポー、とそれらを眺めた
ナミは前のめりになって試合を観戦する
「えー呼び出しのアナウンスです」
しばらくするとアナウンスが場に響き渡った
「あれ？学園長の声じゃね？」とイデアが聞き分けた
「えーミセスローズ寮のナミさん。ミセスローズ寮のナミさん。至急、中央のテントにおいでください」
アナウンスはそう言うと途絶えた
「名指しでお呼び出しとか…ナミ氏なんかしたの？」とビクビクしながらイデアが問う
ナミはなんだろう…とテントへ向かった
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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (
レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ？なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました！コメありがとうございます！愛してるー！（謎） (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 21時
