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ーー当日
オンボロ寮にジャックが来てくれた
ランニングついでにユウたちが二度寝して遅刻さないよう見にきてくれたのだ
「ランニングついでだからな!」
「素直じゃないな〜」
ユウがデレデレしている
ジャックはフンっ、と腕を組んだ
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ーーサイドストリート フェスティバル
コロシアムまでの道のりでは
いろんな屋台が出回っていた
そこを仕切るのがアズール・アーシェングロット
見廻中である
「ふむ、今年も客入りは上々。あとは各出店者の販売状況に目を光らせていなくては」
アズールはメガネを掛け直した
そこへジェイドとフロイドがやってくる
「寮長、コロシアムの整備が全て完了しました。10分後に選手の入場を開始します」
ジェイドはそうアズールに伝える
「ねーねーアズール」とその隣でフロイドが気になったことをアズールに聞く
「なんで今年は東校舎から会場まで選手の入場行進なんかすんの?」
フロイドは「歩きづらいんだけど」と口にした
アズールはクスッと笑う
「とある方からのご依頼でね。事情は詳しく聞いていませんが…」
「あぁ、なるほど。先日アズールが魔力の増幅薬を作っていたのはそういうことですか」
ジェイドの頷きに、「えー。何がなるほどなの?入場行進と魔法薬って、話繋がってないじゃん」と不思議に思うフロイド
「シー…誰かに聞かれてはいけません。声を落として」
ジェイドはフロイドにそう言った
不穏な雰囲気が流れる「あ、もしかして悪いこと企んでる?」
そのそばでアズールは「あの薬は30秒ほどしか効果がない。彼は一体、何をするつもりなのやら」とふと考えていた
「アズール。貴方はもう何が起こるか分かっていらっしゃるのですよね?」
「さあ、何のことやら…フフフ」
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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ?なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました!コメありがとうございます!愛してるー!(謎) (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 | 作成日時:2022年11月27日 21時