転生したら推しになっていた心境を答えよ。ver.3

あっ！レアキャラだ！ ページ4

あの騒動の後はすげーぐっすり眠れたフロイドくんです。

いやー、もうあの後はマジで秒で寝たね。ベットに倒れ込んだらすやぁしたわ。
陽キャの相手ってあんな疲れんだね。

「あ〜…何もやる気おきねー…」

ジェ「昨日は大変そうでしたね。ふふ、振り回されるフロイドというのは新鮮でしたよ」

「魚だけに？」

ジェ「その言い方だと、まるで僕が滑ったみたいじゃないですか」

ア「僕達は人魚でしょう、フロイド」

「あそっか、間違えた」

ジェ「アズール？」

そんな会話をしながら廊下を歩いてた。

…それはいいんだけどさぁ、なんか…。

「…誰かこっち見てねえ？」

ア「…僕たちを、と言うよりはフロイドを見ていると思いますが」

「え、オレ？」

ジェ「ええ、おそらく。」

…なんか最近皆俺の事見すぎじゃない？
色んな人にちょっかいかけてるからな、恨み買ってんのかもしんない。

…ちょっと自重しようかな。


ア「…というか、心当たりはないんですか？フロイド。」

「ありすぎてないわ〜」

ア「一周回ってわからないのもどうなんです」

「だぁって…気づいたら色んな奴から手袋投げられるようになったしぃ…」

ジェ「…その件に関しては理由はわかってるんですよ、フロイド以外は」

嘘じゃん。何で。
当事者以外わかってるの…？ドウシテ…？

ジェ「とりあえずお相手してきたらどうです？」

「えー…？やだぁ、怒られたくねー」

ア「チラチラ見られてる方が嫌じゃありません？というかお前、上級生にも失礼な態度をとったんですか」

「…………」

ア「フロイド？」

「ちょっと何言ってるか分からない」

ア「何でわからないんですか！」

さて、アズールいじりもそこそこにして、いい加減話に行くかぁ。

俺はそこでアズール達と別れて中庭の方に行く。

アズール達と話していたように、此方を見ている奴は俺が目当てらしくこっちについてきた。

…本当に俺なんかしたのかな。









「誰！！」

？「ぴいっ！！！」

「ん？この声…」


いい加減ウザくなって後ろを振り返ってそう言った。
変な声だったけど…どっかで聞き覚えが…。

うーーん、と頭を捻らせていると、おずおずと建物の影から人が出てきた。
その人を見て思わず俺はこう言った。




「あ、レアキャラ(ホタルイカ先輩)！」

イ「フロイド氏の中の拙者はどういう立ち位置なの？」

意外と律儀？→←この展開を俺は知っていた

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