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お料理クッキングタイム 3 ページ36

デュ「洗えたぞ!次はどうするんだ!?」

「…豪快に手でちぎって」

デュ「て、手で…!?正気か!?」

「何?喧嘩?…噛みちぎってやろうか」

慌てるサバちゃんに、手でちぎっても大丈夫だと伝えた。見栄えは気にする必要なし、盛り付けはこちらで承る。と言ったら恐る恐るやり始めたので大丈夫だろう。
…包丁使って欲しくないからとか言わなくて良かったかもしれない。

グ「なあ!ツナはいれないのか!?美味いんだゾ!」

「サラダの上にのせるぞ。…マヨネーズとかあれば最高だな…」

デュ「す、すまない。買ってきてないんだ…」

「…作るか。」

そう言うと、作れるのか!?と騒ぐデュースとグリム。
俺はタッパーに卵の黄身と塩、お酢を入れてよく混ぜた。そしてそれをサバちゃんに渡した。

デュ「…これはどうすればいいんだ?」

「油を少し入れて蓋を閉めて全力で振れ。」

デュ「ふ、振るぅ!?」

グ「ふなっ!?勿体ねぇんだゾ!」

「全体が混ざったらまた少し油を入れろ。乳化すれば出来上がりだ。…いいか、少しずついれろ。少しずつだ、いいな?」

デュ「わ、わかった!分かったからその怖い顔をやめてくれないか!?」

俺が圧をかけて念押ししたらそんな事を言われた。
うるせえ、食材がかかってんだ。これくらい言わないと手ぇ滑らせるだろお前は。

サバちゃんは言われた通りに全力で振り始めた。
そんなサバちゃんを見てカニちゃんは爆笑しているが、小エビちゃんを退屈させないようにしてくれている辺り器用だと本当に思う。

山菜は揚げ物にしたり、和え物に煮付けにした。
キノコはチーズをのせて焼いたり、とりあえず洋食寄りのものを作った。


「…野菜の盛り付けするか」

デュ「うわわわわ!?ななな、えっ、お、おいっA!!なんか溢れてきたぞ!?どっどうしよう失敗したのか!?」

グ「ふなーっ!!ちゃんと蓋閉めねえからなんだゾーッ!!」

「うわうるさ。サバちゃん、それであってる。急いでこっち持ってこい。零すなよ」

デュ「わかった!」

よほど慌ててたのか足を滑らせたサバちゃん。
とりあえず宙に浮いたタッパーをキャッチし、サバちゃんの襟首を掴んで引き止めた。

デュ「く、くるしい…」

「…足元、よく見ろよ」

デュ「気をつける…あと助かった…」

意外とサバちゃんは軽かった。

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きゅうり - 天才すぎんか???好きです。 (2022年3月23日 22時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月28日 22時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 好きです、こういうのw (2021年2月28日 21時) (レス) id: a63ace1e9a (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月14日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nameless0621 | 作成日時:2021年2月14日 16時

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