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部活動プレイング 5 ページ16

俺がホタルイカ先輩と呼ぶと明らかに狼狽えるホタルイカ先輩。
アーシェングロット先輩がフロイド先輩の気まぐれで真似をさせていると説明してくれた。ホタルイカ先輩は納得してくれはしたものの、やはり俺の事が怖いのか近寄っては来なかった。俺も勿論近寄らない。この人顔色悪いし怖いし。

ア「でははじめましょう。僕から時計回りでいいですか?」

イ「い、いいでござるよ」

「…はい」

そうして人生ゲームが始まった。









「えー…と?鉱山を見つけて一億マドル…?」

イ「えっっっっげつな…」

ア「何でそんなに豪運なんですか!!」

裏切り者!とアーシェングロット先輩が叫ぶ。
…いや別に裏切ってなんかいないんですが…って言ってもアーシェングロット先輩は今絶賛取り乱し中なのでそっとしておこう。

イ「拙者の番でござるな。…病気で入院、1万マドル出費…?」

ア「普段から不摂生ですもんね、イデアさん」

イ「アズール氏辛辣」

「やーいホタルイカ」

イ「ひぃっ!」

ア「先輩をそんなふうに言うのはやめなさい」

「すいませんお母さん」

ア「だから誰がお母さんですか!!…ったく。…ええと、財布を落として全額失う?…何なんですかこれ!!」

さっきからアーシェングロット先輩引き運悪いなぁ…。
そうこうしていると、結局俺が一番で終わった。二位はホタルイカ先輩、三位がアーシェングロット先輩だ。…まあぶっちゃけ結果は見えてた。
アーシェングロット先輩は躍起になって他のゲームをしようと言い出した。

イ「でっ、でも、アズール氏が得意なゲームなんて…」

「…あ、ストリートファイヤーだ。」

ア「なんですかその物騒な名前のゲームは」

イ「…知ってるでござるか?」

「結構有名ですし…。これ楽しいっすよね、全キャラ制覇しました」

イ「ぼ、僕も制覇したんだ…!」

若干ウキウキしたホタルイカ先輩を不思議そうに見て、アーシェングロット先輩にこのゲームの説明をする。

「…できます?」

ア「コマンド打つだけなら僕でもできますよ!馬鹿にしないでください!」

「…ええ」

イ「あ、あの、A…氏。」

「?」



イ「…ボドゲ部、良かったら…その…入らない?」









ホタルイカ先輩、心許すの早くね?チョロい。

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きゅうり - 天才すぎんか???好きです。 (2022年3月23日 22時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月28日 22時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 好きです、こういうのw (2021年2月28日 21時) (レス) id: a63ace1e9a (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月14日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nameless0621 | 作成日時:2021年2月14日 16時

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