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第116話 3発分 ページ28

貴方「ユズさん!!」


扉が開いた部屋の前で止まる。そこを見てみると、倒れているユズさん。そして、少し酸っぱい臭いが鼻につく。

すぐにユズさんの元に行き首筋を触る。長いほどの距離でもなかったのだが、ドクンッと心拍数があがる。

冷たい……。貧血かな……?もどしてるし、その可能性が高い。この状態でパズルをクリアしたってこと?

カリン「わ、私が寝落ちしてしまった時に……たおれっ……てて」


貴方「多分、貧血だと思う。急いで医務室に────」


────────グイッ


服の袖を引っ張られる感じがして、振り返ってみるとユズさんが起き上がっていた。


貴方「横になっててください」

ユズ「……んだ。」

貴方「?」

ユズ「今すぐ、行くんだ……。もう………じ、かんも……ない」

『戻って来れなくなる』

そう言いたいんだろう。

けど……。

私は……。

貴方「ユズさんを医務室まで運んでから私たちは白の部屋に向かいます。カリンちゃん、悪いんだけど、ユズさんについててくれる?」

カリン「はい!」



もう、目の前のことから逃げたくない。本音を言えた私を裏切りたくない。


みんなが大好き。


それは絶対に、何があっても、濁さない。


この気持ちだけは純白でいたい。

貴方「ユズさんを急いで医務室に連れていく。みんなは、パスワードを入れて。それまでに戻ってこなかったら、先に言ってていい。あとから追いつく」

私は、ユズさんを横抱きにしながらみんなにむかって言った。

アカツキ「はい。ユズ先輩をお願いします」

アカツキ君がそう言うと、周りの人達はコクリと力強く頷いてくれた。

貴方「行こう。カリンちゃん」

カリン「はい!」

貴方「私が、3人分殴るから。それぐらい、思いっきりいくから」

カリン「はい。もう、頭蓋骨取れるぐらいの勢いでぶん殴ってやってください」

ユズ「(カイさん、逃げろ……)」

────────────


────────


────


ユズさんを寝かせて走って白の部屋に続く扉へ行くと、扉は開いていた。


貴方「(この下に、おにーさんが……)」


扉の先には長い階段。

これをおりれば白の部屋につく。

おにーさんに会える。

もう一度………



おにーさん『Aちゃん(ニコッ』



あの笑顔が見れる。


カリンちゃん達の分を殴ることを忘れずに私は扉の中に入っていった。

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ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます!!おおおおかしくはならないでくださいね!?すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます!!私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ!覚悟していてくださいね!!w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます!!読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる・・・気になりすぎておかしくなりそうです!! (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミー | 作成日時:2019年3月30日 23時

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