第39話 大丈夫 ページ41
ユズ「うん、寝てるな」
アカツキ「へ………」
貴「は……?」
ユズ「充電切れ。爆睡中だ。アン坊、ここ数日まともに寝ていなかったようだからね。しばらく、何しても起きないぜ」
忍霧「は…はた迷惑なやつだ…」
アカツキ「よかったです…」
貴「ホントよ」
そう言って座りかけた体を必死に止めた。
ダメよ。吟醸Aここで座ったら二度と立てなくなる。自分にそう強く言い聞かせた。
大丈夫
────大丈夫
────────大丈夫
アカツキ「ね!Aさん」
貴「え?」
アカツキ「だから、カリンさんもどきのことですよ!トラウマレベルでしたよね!?」
貴「いや、知らんけど」
アカツキ「見てなかったんですか?」
貴「だって、アレ植物でしょ?悪いけど、私は植物には興味無いわよ」
本物の方が何倍も可愛いしね
と笑って言うとカリンちゃんに抱きつかれた。
すると、何かに気づいたように私から離れて
カリン「体…熱くないですか?」
貴「…そ…お?走ってきたからかな」
アカツキ「それに、すごい汗ですよ。座って休んでください」
ポンポンと横をたたくアカツキ君。
貴「いや……いい」
立てなくなる……
貴「ユズさん、部屋に忘れ物を取りに行きたいのですが」
ユズ「今の、ユイユイを、行かせる訳には行かない。ボクも部屋に用事があるし、ついでに取ってくるよ」
貴「いえ、一緒に行きますよ」
ユズ「……」
おにーさん「かまわねェよ。俺も一緒に行く。もし、倒れたら俺が運ぶから心配ねェよ」
パッと横を見ればおにーさんがおちゃらけた調子で言っているが、目が不安そうだった。
ユズ「……わかった。直ぐに行こう」
カリン「ユズ先輩!」
貴「大丈夫だよカリンちゃん」
カリンちゃんはどうしても私に休んで欲しかったのだろう。必死な顔をしてユズさんを見つめていた。私は、そんな彼女の頭を撫でてユズさん達について行った。
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ミー - 爽さん» 爽様、コメントを返すのが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます!!そう言ってもらえるととっっても嬉しいです(*^^*)期待に応えられるよう頑張ります!!これからも『モノクロ』をよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年11月2日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
爽 - とても素晴らしい作品です!カイコクさんがカッコイイ… これからも頑張ってください♪ (2019年10月21日 20時) (レス) id: e25b731dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - はるさん» はる様!コメントありがとうございます!!!そのように言っていただけるなんて……感動のあまり、目から汗がっ(´TωT`)これからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» ご本人にそう言って貰えるとは……嬉しいです!!これからも、頑張りますね! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 鬼ヶ崎カイコクさん» 私もそう思うでェ (2019年9月7日 1時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミー | 作成日時:2019年2月3日 0時