【文豪ストレイドッグス】不法侵入者ぁぁぁあ！！！ (逆トリ)

３話、チビ ページ5

なんとか、お家に着きました。
いらない人を1名加えて。




「俺の名は、中原中也だ。これからよろしく頼むぜ餓鬼。」



『あのですねっ！餓鬼と呼ぶのやめてくれません。私には、時臣Aという名前がありますっ！！』





まじなんなのですかこの人。
･･･てか、チビじゃん。





「おい、手前。聞こえてんぞ。」



『空耳じゃないですか、チビ中原中也さーん。』






「チビって手前に言われたくねェわ！！長いし面倒だ。中也様って呼べ。」





うわっ、自分で様とか。
キモッ。



「手前、死にてェのか？」


『切実にお断りします。じゃあ中也さんでいいですかー？』




「チッ、とりあえず構わねェ。」




てかっ…だっさっ！！
だって、黒の謎の帽子にマントに首にチョーカー･･･。




「おい、A。いま俺の悪口言っただろ？」



『気の所為じゃないですか？』





「この、糞ガキが。本当のとこ何歳だ。10くらいか？」



ピキっ。
そんな音が私の中で響く。




『立派な15歳です！5つも間違ってます！！』


「嘘つけ。15歳がそんな小さい訳ねェだろ。」




『小さいのは、中也さんもじゃないですか！！』



「黙れ。手前よりは、でかいっつーの！！」






こんな子供脅して、住ませてもらおうなんてあなたほんとになんなんですか？？




『そういえば、中也さん1つ聞いてください。』




「あァ？急になんだ。文句ならうけつけねェぞ。」






『文句です。

私に親族がいません。
なので要は、お金が全然ないんです。

なので複数のバイトしてるんです。
じゃ、バイト行ってきます。』




そう告げ、制服を脱ぐために部屋に向かおうとすると家の電話が鳴り響いた。


『はぁ、絶対バイトの電話だ！！怒られる……。』





電話取ろうとすると先に取られた。



「A今日からバイト行かねェから、よろしく。」





あいつは、ガちゃんと音を立て電話を切った。
はい？


『ちょっと、中也さん何勝手に言ってくれんっ！？』




「チッ。一々うるせェな。学生なららしく学校だけ行ってろ。金なら俺がどうにかするから手前は、考えるな。」





そんな、今日突然私の家に現れた人が何を言うてるんで･･す････か･････････････。

首に痛みを感じた後私の意識は、暗闇にシャットアウトした。




(見た目は、可愛いのに中身が勿体ねェな。)

(とりあえずベッドに寝かせるか･･･。)

(俺は、ちと色々調べねェとな。)

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