【文豪ストレイドッグス】不法侵入者ぁぁぁあ！！！ (逆トリ)

２話、脅し ページ4

「こんなことがあるのか･･･？」




『はい？それより早く離してください。･･･離せっ誘拐犯！！』






なんなんだよ。
こいつ人間じゃないの！？

なんでいきなり飛び上がってマンションの上乗っかっちゃってるの。

まじ、誰か･･･help。





「･･･あんま考えたくねェがそういうことか。」



『なんですか、全然わかりません。とりあえず私は、貴方に怒りしか感じないです。』






すると、首を掴まれ押し倒された。

は？
まじ、苦しいんですけど。



「おい手前。死にたくなかったらしばらく俺を家に住ませろ。」



『はい？誰がそんな脅しに･･･っ！？』




強気に言ってみると、とても苦しくなった。
首を絞められているわけでは、ない。

体中が重くて下に引っ張られているというか。




こんなに苦しいのは、初めてかも･･･。




「俺の異能力だ。いいから俺に従え。」





異能力？
なんですか、厨二病ですか？？

なんて、言えないほどに苦しくなってきた。

まだ、死にたく･･･ない！！




遠のく意識の中頑張って口から肯定の言葉を絞り出す。






『っ･･･は･･いっ･･･！』




一瞬で苦しさが無くなる。
まじで、最悪なのですが。





「餓鬼に少しやりすぎたか･･･？」



『だから、さっきから高校生って言ってるじゃないですか！異能力とかなんですか？厨二病なんですか、ほんと貴方なんなんですか！！』




「そこまで、元気なら問題ねェか。･･･手前異能力しらねぇのか？」




いや、だから異能力とかどこぞの漫画ですか。
がちめにやばい厨二病の方ですかね？？




「はぁ･･･。どうしたら帰れるもんだか･･････。」





(ため息つきたいのは、こっちなのですが。)

(てか、なんですかそのファッション。最悪じゃないですか。)

(手前もう一回死にてェのか？)

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