第1章 4話 〜ステータス〜 ページ5
「神の……お告げ?」
まて、神ってあのサンタクロースジジイ……だよな。
「はいっ! 昨日、天から声が聞こえたんです! たしか……明日の早朝、天の使い、勇者を使わす。って言ってましたっ!」
周りに音符や花が見えそうなくらい、楽しそうなオーラを醸し出しているシオン。
……ジジイ、なんつー面倒くさそうなことをッ!
「勇者様、ステータス、と念じればステータスが現れるはずです。念じてみてください」
「あ、ああ。わかった」
__ステータス__
オレはそう念じる。
ーーーーーーーーーー
蓮叶・朝日奈
HP:53/53
MP:100/100
精神HP:10/10
攻撃力:10/10
防御力:10/10
魔法適正
火・水・氷・土・木・光・闇
称号
神に認められし者・勇者・異世界人
スキル
言語理解
ーーーーーーーーーー
「出てきましたか?HP、MP、攻撃力、防御力、精神HPの平均は全てともおよそ10です」
……まて、オレの身体能力、いや、攻撃力、防御力が平均値……だと?
普通はわー、全部平均の10倍だー、わーい的な感じじゃないのか!?
いや、魔法を極めたり……。
もしかして2つの属性、いや、全ての属性を混ぜたなんかすごい感じの魔法ができたりするのか!?
「…あ、あの〜、勇者様?どうでしたか?」
シオンが怪訝そうに尋ねる
おっと危ない。
厨二病思考まっしぐら街道を突っ走るところだった。
「ステータスは人に見せることもできるのか?」
「あ、はい。本人が念じればできます」
「そうか。ありがとう」
そう言い、微笑んだ瞬間シオンの顔がりんごのように真っ赤に染まった。なぜだ?
まあいいや。とりあえず念じよう。
__見える__
「あ、見えました!……残念、ですね。いえ、なんでもないです」
シオンがなにか言った気がするがオレは何も聞いていない。そうなんだ。残念なんて聞いていない。
「えっと、こんなところで話すのも疲れますし、国王様の元へ行きましょう!」
話を逸らした気がするがオレは気にしない。
オレはスルーもできる男なのだ。
第1章 5話 〜国王と巫女〜→←第1章 3話 〜異世界との対面〜
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すうな@女子力0のロリショタコンです(プロフ) - チェリーブロッサムさん» うん!描いて欲しかったんよ!あ、抹茶タルトさんのイラスト集に容姿とか載ってるで! (2015年9月28日 16時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
チェリーブロッサム - 蓮叶くん、描いていい?唐突でごめんね? (2015年9月27日 23時) (レス) id: afbc5a8e6c (このIDを非表示/違反報告)
すうな@女子力0のロリショタコンです(プロフ) - リンゴ♪さん» …ぜひ俺を殴って((殴← はじめはね、ショタ君にしようと思ってたんですよええ。コメどうもです! (2015年9月27日 22時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ♪(プロフ) - 面白かったです!…神=ショタと勘違いしていた私を殴りたい…← 獣耳カワイイイイイイ!!←← (2015年9月27日 21時) (レス) id: 8fc4633de9 (このIDを非表示/違反報告)
すうな@女子力0のロリショタコンです(プロフ) - aoさん» タグ…何を書けばいいのか…。優柔不断なのでなかなか決められないのです…。書き方はまだまだ研究中です!おじいさん…ほんとは真面目ないいやつキャラだったんですがね((遠い目 コメどうもです!頑張ります! (2015年9月27日 11時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nagai1/
作成日時:2015年7月20日 17時